(株)多摩スプリング東北工場(岩手)/破産手続き開始決定
(株)多摩スプリング東北工場(所在地:岩手県一関市川崎町薄衣字泉台*** )は11月25日、東京地裁立川支部において破産手続きの開始決定を受けました。
破産管財人には、成田慎治弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和元年12月25日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年3月12日午前10時。
事件番号は令和元年(フ)第1503号となっています。
負債額は約9億円。
同社は昭和34年創業の金属製スプリング・バネ製造会社。厚木工場、子会社で東北工場を有し、産業用、自動車用、輸送機械用のスプリングやサスペンションを製造していた。中国への輸出が多く、同国の経済低迷で売り上げ不振に陥り、以前は13億円以上の売上高を計上していたが、平成27年9月期には6億円台まで売上高が落ち、過去の東北工場の設備投資にかかわる資金の固定化など資金繰りを圧迫、経営不振に陥っていた。
[ 2019年12月 4日 ]