アイコン (株)ユニカ(福岡)/特別清算 地場では一世を風靡 負債110億円

 

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「コアマンション」の(株)ユニカ(福岡市中央区大名1-2-23、代表清算人:緒方寶作)は1月28日、福岡地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約110億円。

同社は昭和57年設立の(株)ユニカが、(株)東京ユニカとして平成15年2月に設立された会社。福岡市を核に九州全域や関東でも分譲マンションブランドの「コアマンション」を展開。平成18年3月にはグループを再編し、当社を承継会社として母体のユニカを吸収、商号を(株)ユニカに変更していた。

平成19年3月期には200億円以上の売上高を計上し、地場が強い福岡特有の分譲マンション市場を牽引していた。

しかし、平成20年のリーマン・ショック前後による不動産市況の悪化で、福岡市東区香椎浜や福岡市中央区大名(国体道路沿い)の不動産開発プロジェクトで、販売予定先の不動産投資会社が破綻し、土地購入資金が固定化して資金繰りが悪化。金融機関から支援も受けられず、新規分譲マンション開発ができず、金融機関からの強い要請もあり、所有していた不動産開発用地の売却を進めたものの大幅な値下がりから巨額損金計上、平成28年3月期には1億円台を割り込む売上高となり、整理も進んだことから今般、解散を決議し、今回の特別清算となった。

追、分譲マンションのコアマンションシリーズだけで展開していたら、こん日の事態に至らなかったと思われる。当時は、外資や中央の不動産投資会社が福岡へ乗り込み、開発案件を買いあさっていたことから、そうした開発分野に手を染め、致命傷の火傷を受けた。先般倒産した福岡デベロッパーの地行もまったく同じ事態で経営破綻していた。

福岡の分譲マンション市場において、バブル時代からリーマンショックまで続いた福岡デベロッパー強国の一時代が終わった。

福岡の金融機関は堅実経営だろうが、尻の毛を抜くような仕事しかせず、日本全国へ、世界へ羽ばたく企業を育成することなど微塵も考えていない。サラリーマン経営者と創業者の違いがありすぎる。

[ 2020年1月31日 ]
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