アイコン クルーズ船感染者634人+ 今後、乗組員1000人を集中検査へ

 

 

22日からの感染者は下船できなかった人・・・
厚労省は19日~21日までにクルーズ船から、一応、陰性者の970人を下船させた。
22日からのクルーズ船の感染者は、乗組員と同室に感染した人がいた人たちとなる。
インドネシアからは乗組員の下船を要請しているが何も答えていない。それは船運航会社と相談して決めることだという。
当然、日本人の乗組員も大勢いるが、感染しても発症して発熱して、これまでに下船して隔離病棟に入った人以外に下船した人はいない。

<乗組員は>
熱が出ない限り検査を受けておらず、発症していない乗組員はこれまでどおりの日常業務、配膳やシーツ替えなどに従事しており、感染していたとしても症状が出ていない乗組員は間接的にウイルスを撒き散らしていたことになる。
(乗務員は手袋もマスクもせず、シーツ替えをしていたとの乗客情報も報じられている)
ただし、熱が出て感染が判明した乗組員は病院に隔離され、同室の乗組員は、そのまま同じ部屋に隔離され、発症しない限り、検査も受けられず、そのまま隔離・放置されていた。

発症者と高齢者およびお客と一番接触する乗組員たちを最初に識別すべきだったろうが、3711人に対して日に60人程度の検査能力しかなく(9日まで、その後不知)、その後も熱など発症した人たちだけを優先検査対象としていた。

<乗船客は>
感染した人と同室のお客もまた、発症しない限り、検査も受けられず、そのまま同じ部屋に隔離・放置された。そうした状態で感染者の感染が確認された日から14日間経過し、陰性ならば下船できるとしていた(政府は当該の乗船客約100人を22日下船させ、用意した施設に入れる)。

12日から、一部を残し乗船客全員(2000人以)の検体採取を始めた。一部とは感染者と同室の人たちで、擬似感染者と認定したと見られ、厚労省は熱でも出ない限り検査もせず放置した。そのために感染した人たちもこれまでに大勢いたようだ。

政府は21日、同室の人が感染し、まだ熱も出ていない人約100人について、検査さえ先送りしていたが、22日にも政府が用意した施設に移すことを発表した。

検体採取くらいは済ませたと見られるが、今後の検査結果で陽性者は隔離施設か発症した場合は隔離病棟に移ることになる。

観光大国にしようと頑張ってきた日本の前に現れた伏兵、
土管から現れた安倍マリオの20東京五輪を控えた日本、
河津桜が満開の2月、国会では桜がすでに散り舞っている。

<22日からのクルーズ船感染者は次のとおりになる>
上述の通り、22日から発症者は
1、業務に従事していた乗組員、
2、感染乗組員と同室の乗組員でまだ感染したかどうか分からない人(隔離されていた)、
3、1と2の乗組員約1000人は今後検査し、感染の有無を調べる。
4、乗船客で感染した人と同室の人でまだ感染したかどうかわからない感染者が出たそのままの部屋で隔離されていた約100人が対象となる。

乗組員についても今後、感染者が出た場合は、日本で隔離することになろうが、残りを下船させるかどうかは、今後、船運航会社と話し合うという。全員降り逃げたら船は動かせず幽霊船になる。
当該の乗船客約100人については、同室の感染者の感染が判明した日から14日間、隔離拘束されている。

<新型コロナも豚コレラもウイルス媒介の同じ感染症>
安倍政権は豚コレラで防疫に失敗、そして2年も経たずして武漢コロナの防疫に失敗、それもクルーズ船では検査能力もまったくなく、同船に閉じ込めたまま感染を異常値まで高めた。

今や厚労省所管の国立感染症研究所は記者会見で、クルーズ船に防疫体制を取らせた2月5日以前の感染がほとんどだと居直り始めている。
信じるものは関係のお上だけだろうが政府とともに自己納得させるようだ。

それもまだ、乗組員の検査も、同室に感染者が出て下船できなかった人たちの検査さえ行われていない原状に記者会見までして発する言葉だろうか。

厚労相に医師の議員を起用すれば、これほどまでならなっただろう。金魚の糞・腰巾着の論功褒章により大臣になっただけの人物。
豚コレラ、1年半以上感染か下して混乱し続けている。これも派閥横断型での采配で能力もない人物を農水大臣に起用したばかりに、今日の結果が出ている。(2018年9月下旬発生、防疫のゴールデンタイムの10月2日に能無しの新大臣起用)
関東まで感染を拡散させ、そしてやっと口蹄疫を経験した宮崎県選出の議員を大臣に据え、本格的な対策がやっと行われているが、前任大臣と農水省の担当部局の無能ぶりに沖縄のアグー豚さえ感染させてしまっている。

国立感染症研究所も厚労省の天下り機関、予算も聖域なき削減を受け、クルーズ船対策ではみすぼらしい限り。
3711人乗船のクルーズ船、9日までの検査能力は4日からの6日間で320人程度(1日平均60人未満)しかできない能力で、クルーズ船隔離を決定させていた。

検査能力も検体採取能力も、自らの防疫能力もなく(乗船した係官や事務官まで感染)、下船予定客も2月12日から検体を採取し、その後、感染しても発症せず、そのまま下船した可能性も指摘され、現実感染者が現れている。
お粗末君は首相の金魚の糞である厚労相そのものである。
 

 

クルーズ船 ダイヤモンド・プリンセス号パニック
武漢コロナウイルス COVID19感染
乗船者数
3,711人 
乗船客2,666人、乗組員1,045人
 
感染者数
備考
1月20日
 
クルーズ船横浜出航
1月25日
 
香港人乗客、体調悪で香港で下船
2月1日
 
那覇港寄港、
 
深夜、香港当局、乗船下船客、感染発表
2月3日
 
夜、横浜帰港、大黒ふ頭沖に停泊
2月4日
 
体調不良者など優先検査開始・採取
2月5日
10
検査で感染確認
2月6日
10
持病持ちの薬剤がなくなると悲鳴
2月7日
41
順次、持病持ちの人の薬剤搬入
2月8日
3
 
2月9日
6
9日までの検査結果累積数323人
2月10日
65
 
2月11日
 
2月12日
39
感染者同室の客を除き客全員の検体採取開始
2月13日
44
 
2月14日
0
80歳以上の高齢者を下船さす(11人)
2月15日
67
 
2月16日
70
 
2月17日
99
米国、米国人325人引取り、初の引き取り
うち当日感染判明者14人も搭乗
2月18日
88
 
2月19日
79
乗客の下船開始
2月20日
13
 
2月21日
0
19~21日までの陰性?下船客970人。
合計
634
クルーズ船感染者数(日本検査分)
・下船したオーストラリア人2人感染、イスラエル人1人感染判明を発表。
・下船乗船客に対して各国は帰国後14日間隔離する
・日本は19日から陰性者の下船開始、自由の身に、但し電話でヒアリング。
・乗組員の検査はこれから、下船は運航会社と話し合いの上決定、それまで船内に。
・乗船客で相室の人が感染した部屋の全員は感染判明後14日間船内に、政府は批判にさらされ、現在の当該者約100人を22日に下船させ隔離施設に移動させる。
22日、すべての乗船客は同船からいなくなる。

 

[ 2020年2月22日 ]

 

 

 


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