アイコン 長崎県壱岐市──「迷走する相談所」Iki-Biz(イキビズ)

 

 

長崎県壱岐市──「迷走する相談所」Iki-Biz(イキビズ)

長崎県壱岐市──「行列のできる相談所」Iki-Biz(イキビズ)が平成29年(2017)6月17日「究極の島おこし」として鳴り物入りで開設している。

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そもそもIki-Biz(イキビズ)とは、静岡県富士市の産業支援センターf-Biz(エフビズ)が、地場の中小企業や小規模事業者を対象とした事業相談、コンサルティングで知られ、そのスキームを採り入れた「○○-Biz」を全国12ヵ所に展開しているものだ。

Iki-Biz(イキビズ)で13ヵ所目となる。

「Iki-Biz」とは、「f-Biz(エフビズ)」をモデルとした長崎県壱岐市の産業支援センターの愛称であり、センター長として東京渋谷で「森の図書室」を経営している森俊介氏(36歳)が就任している。


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静岡県富士市が2008年に開設したエリアの中小企業・小規模事業者を対象としたビジネス相談施設。相談した企業や事業者が次々と成果を出し、年間相談件数は4000件超え(2015、2016年)。「行列のできる相談所」と紹介されているが、それがそのまま壱岐市で成功するか、当初から危惧されていた。

また、所長の月額報酬100万円(年収1200万円)副所長・月額報酬40万円、事務サポート25万円の高額報酬に地元では不安視され、「究極の島おこし」に繋がるのか疑問の声があったが、3年目の浮気ならぬ、3年目にIki-Bizは迷走しながら座礁しようとしている。

日刊セイケイ・編集長 中山洋次

[ 2020年3月27日 ]

 

 

 


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