アイコン 名古屋は感染15人の濃厚接触者全員を緊急隔離すべし 現在41人の感染者

 

 

この記事は2月16日に作成したものだが、未掲載だったため、加筆して掲載。

名古屋市では、ハワイ旅行から2月7日に帰国した60代の夫婦が2月14日と15日に感染が確認され、妻が関係するグループや知人を介して感染が拡大している。

その拡大は高速道の料金所の委託を受ける会社へ飛び火、料金所数ヶ所が閉鎖される事態に陥っている。

それでもその事業所は2次・3次濃厚接触者などに対して感染管理し、3次・4次感染防止に務めており感染拡大を食い止められようが、ほかの妻を介した2次感染者の濃厚接触者に対しても、市は徹底的に調査し、当該者に対しては、会合や集会などへの参加自粛要請や健康確認の日々電話確認などして管理下に置くべきではないだろうか。可能ならば隔離する必要もあろう。

妻は帰国後、帰国帰りの友人・知人に会い、スポーツジムにも行ったようだ。熱が出て発症している時が一番感染力も強い時期に、ウイルスを濃厚接触者に感染させてしまったようだ。

当然、本人は、中国とは関係ないハワイ旅行であり、自らが感染しているとはまったく思いもよらず、旅行疲れの熱とでも判断していたと見られる。

(韓国でスーパースプレッダーとなった2月18日感染が確認された31番目の女性(新天地教会の信者)も海外渡航歴がなく、熱が続き医師が診断し感染検査を要請するも2回拒否、熱があるまま2回の大邱教会の日曜礼拝に参加し、あちこち動き回り、24日までに400人以上の信者らへの感染となっている。狭い空間などではエアロゾル感染も中国で確認されている)

感染者が出た近隣地域では風邪でも何でも熱が出ている人は会合・集会・イベント参加、学校への通学・通勤を取り止めさせ、早めの病院の検診や外出を極力控え、自宅療養をして様子を見るべきではないだろうか。

そのためにも、感染者所在の一定地域の感染情報は、感染拡大防止の有効な手立てとなる。
また、こうした緊急事態では、風評被害・個人情報などの垣根の境を小さく見るべきではないだろうか。口とは裏腹に、関係する中央・地方の為政者に緊急事態の意思が無ければ別になってしまう。

感染して発症する大きな山は5日から6日とされている。どこで感染したか不明だが、帰国後発症して検査を受けており、14日感染確認、13日に検体採取、7日帰国、どう見ても空港や飛行機ではなくハワイで感染した確率が高い。しかし、ハワイではまだ感染者は確認されていない。

イタリアはミラノ市がある北部州で猛威を振るっている。中には中国から帰国したイタリア人の感染も確認されている。ミラノ大聖堂も閉鎖されている。ほかの州では感染が疑われるドイツ人の搭乗したイタリアからドイツへ向かう列車が、オーストリアが通過を拒否して立ち往生しているニュースもあり、ベネチアのカーニバルも途中で中止となった。当然参加者らはバカげていると抗議しているが、こうしたことは自らや近親者が感染しない限り、理解できない人たちであり、ほとんどの人がそうである。ステルスウイルスになすすべは無く、感染経路を潰していくしかない。

COVID19は発症した場合、なかなか直らず、また発症せずとも陰性になるまで長期間を有している。その間も感染力も有している。
そうしたことから、工場などで感染が広がれば、手の打ちようも無いほどダメージを受ける。現に中国の自動車産業がほとんど操業できていない。このままでは日本に生じないとは誰も断言できない。

当局は当局で感染者の発掘、感染経路追跡、検査を受けさせることや、隔離させること、外出を控えさせること、集会の禁止や学校を閉鎖させることなど、やることはいっぱいある。それでも個々が防疫対策を採らなければネズミ算式で感染は拡大する。

ステルスキラーともされる今回の新型コロナウイルスを退治するには、早期診断、早期隔離しか道はない。名古屋市は政府に任せず、独自に検査機器を購入して、感染検査機関に提供し、独自に調べる検査体制を構築すべきだ。
政治がこの感染症についてはまったく機能しておらず、ならば、自治体が主導権を握るべきではないだろうか。検問のために、市民のために。
マスコミを見方に付け厚労省に対して民間の検査機関にも検査を開放させ、独自の検査体制を確立すべきだ。
韓国は2月7日まで公立の検査所1ヶ所での検査体制だったが、感染増加を受け、民間検査機関90ヶ所に検査できる体制を構築していた。その後の感染急拡大に対応し、今では日に1万5千件の検査を可能としている。

河村たかし市長は、ニャーニャー御託を並べず、その実力を今回に集中すべきではないだろうか。そのリーダーシップに期待したい。政府がだめなら、自らやるしかない。
 

 

韓国の検査数
 
検体採取
判定結果数
検査中
3月3日
121,039
85,484
35,555
3月4日
131,379
102,965
28,414
実施数
10,340
17,481
 
・日にちは午前00時現在の数値
・韓国では6時間の検査時間の機器を開発導入していたが、最近では3時間の検査機器を開発して導入しているようだ。
・韓国では無料で感染検査を受けられる。
・韓国では空地や駐車場を借り切り、プレハブ小屋を作りドライブスルー型検体採取場を全国各地に設け、院内感染0、待ち時間の大幅短時間化を計っている。防護服を着た係の医師たちが対応している。 良いことは真似することも手だ。
 
↓2月15日現在
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↓3月3日現在
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[ 2020年3月 4日 ]

 

 

 


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