アイコン 天保年間創業の(株)和倉屋金物店(石川)/自己破産へ

 

 

管材、住宅設備機器販売の(株)和倉屋金物店(石川県七尾市白馬町70-3-18、代表:和倉久勝)は3月27日事業停止、事後処理を西雅哉弁護士(電話076-222-5050)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約2億円。

同社は天保4年(1833年)9月創業の管材や住宅設備機器卸会社。以前は家庭用金物を主力にしていたが、現在は管材や住宅設備機器などの卸販売を主力とし、ピーク時には8億円以上の売上高を計上していた。

しかし、少子高齢化、公共投資や民間投資の減少が続き、令和元年5月期には2億円を大きく割り込む売上高に至っていた。採算面でも競走激化で赤字が続き、債務超過に陥り、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。

追、地方の住宅関連産業は少子高齢化が進む中、中央のローコスト住宅会社の地方進出もあり、今後、ますます競争にさらされる。

[ 2020年3月28日 ]

 

 

 


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