アイコン 期待したい高温多湿の日本の梅雨 新コロナ ころっといけ 現状から分析

 

 

中国から早く感染していた東南アジアでは、3月に行われた大規模礼拝のモスクやタイのムエタイなど3蜜地での集団感染などから感染者数が、増加中であるが、欧州に比べると圧倒的に感染者数が少ない。また死亡者数も少ない。

これは温度にあるのか、湿度にあるのか、双方に関係ないのか不明だが、寒地で乾燥している武漢・大邱・ミラノで大集団感染が発生していることからすれば、高温地では寒冷地より感染力は弱いと見られる。

また、イラン(41,495人)に見られるように乾燥+寒冷(冬)でも大感染となっている。東南アジアの乾季は10~3月、雨季は5月~9月、乾季の東南アジアで、欧州に比較してこれほどの感染者数では、雨季になれば、新たな感染者数は大幅に減少する可能性が高い。

寒冷・乾燥の米国でも、まだ感染拡大が始まったばかりですでに15万人を超えている。赤道直下のエクアドルも感染者数1924人と比較的多いが、都市は高原地帯にあり、首都キトは年間を通して平均最高温度が18度、最低が9度と涼しい環境にある。ただ、比較的雨の多い地でもある。9月から5月まで雨季に当たる。

熱帯ではパナマも感染者数(989人/人口400万人)が多いが、こちらは12月半ばから4月まで乾季にある(パナマ最大の港を中国が99年間租借しており、多くの中国人が駐在)。

人口の密度にしても東南アジア各国と欧州各国とでは大きくは異ならない。

ただ、グローバル化した世の中、一国が終息したとしても、乾燥だけでも感染力が強いと見られ、終息しない地からの旅行者などで、完全終息は難しいかもしれない。

中国ではすでに、感染者の入国をシャットアウトすべき対策を講じている。日本の梅雨については、なってみなければ、新コロナがコロッといくかはわからない。あって欲しいものだ。最低でも新たな感染者が減り、そのチャンスにケチってきた予算を急増させ、医療体制の立て直しを本格化させるべきだ。

少なくとも軽症者収容施設を、国・自治体・企業の研修所やホテルなどに確保しておくべきだろう。意図的に後手後手にして的をはぐらかすのだけはもう止めて欲しいものだ。

ワクチンが待たれる。

 

スクロール→

30日末時の感染者数 Jホプキンス大集計

 

感染者数

死者

致死率

人口

マレーシア

2,626

37

1.41%

32,000,000

フィリピン

1,546

78

5.05%

100,000,000

タイ

1,524

9

0.59%

69,000,000

インドネシア

1,414

122

8.63%

260,000,000

シンガポール

879

3

0.34%

5,600,000

ベトナム

203

0

0.00%

96,000,000

ブルネイ

127

1

0.79%

4,000,000

 亜上位7ヶ国計

8,319

250

3.01%

566,600,000

平均

1,188

36

3.01%

80,942,857

欧州

イタリア

97,689

10,799

11.05%

59,000,000

スペイン

85,195

7,340

8.62%

46,000,000

ドイツ

63,929

560

0.88%

82,000,000

フランス

40,751

2,606

6.39%

65,000,000

イギリス

22,444

1,415

6.30%

66,000,000

スイス

15,526

333

2.14%

8,400,000

ベルギー

11,899

513

4.31%

11,000,000

オランダ

11,814

864

7.31%

17,000,000

オーストリア

9,377

108

1.15%

8,700,000

ポルトガル

6,408

140

2.18%

10,000,000

ノルウェー

4,393

31

0.71%

5,200,000

欧州上位10ヶ国

369,425

24,709

6.69%

378,300,000

平均

36,942

2,470

6.69%

37,830,000

米国

 

米国(CDC30日)

122,653

2,112

1.72%

322,000,000

米Jホプキンス大     161807件(31日午前9時現在)

[ 2020年3月31日 ]

 

 

 


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