同社は、2001年設立の医療関連企業。のちに老人ホーム運営に転換し、「メゾン・デ・サントネール」などを大阪南部で展開していた。介護サービスやホテル事業も手がけ、2014年には年収入高約18億円を計上した。

しかし、新型コロナの影響や競争激化で稼働率が低迷し、幹部退職も相次いだ。経費削減で再建を図ったが業績は回復せず、借入金返済が重荷となり資金繰りが悪化し、今回の措置となった。現在も各施設の運営は続けられている。