アイコン 「スーパーマルヤマ」運営の丸山百貨店が破産 横浜・藤棚の老舗スーパー、2店舗を閉店


横浜市で食品スーパー「スーパーマルヤマ」を運営していた(株)丸山百貨店が、2026年8月27日、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。同社は藤棚商店街などで長年営業してきた地域密着型スーパーで、破産に先立つ8月17日には藤棚店と三春台店の2店舗を閉店していた。

法人名 株式会社丸山百貨店
法人番号 7020001030211
所在地 神奈川県横浜市西区
主要事業 食品スーパーマーケットの運営
店舗名 スーパーマルヤマ藤棚店、三春台店
破産開始決定 2026年8月27日

 

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横浜で「スーパーマルヤマ」を運営

丸山百貨店は、食料品や日用品などを扱う食品スーパー「スーパーマルヤマ」を運営していた。社名には「百貨店」とあるものの、近年の主要事業は百貨店ではなく、地域住民の日常的な買い物を支える食品スーパーマーケット事業だった。

破産前には横浜市内で藤棚店と三春台店の2店舗を営業。青果、精肉、鮮魚などの生鮮食品をはじめ、惣菜、パン、加工食品、菓子、酒類、日用品などを取り扱っていた。

また、中堅・中小の食品スーパーが参加するCGCグループへの加盟実績もあり、CGCブランドの商品なども販売していた。

1938年創業、藤棚では60年以上営業

同社は1938年7月に個人創業し、1952年4月に法人化した。当初は織物輸出業を手がけ、その後、食品小売業へ進出した。

1960年には横浜市西区の藤棚商店街でスーパーマーケットを開業。以後60年以上にわたり地域密着型の食品スーパーとして営業を続けてきた。

過去には藤棚店、戸部店、三春台店など複数店舗を展開していたが、その後店舗網を縮小し、破産前には藤棚店と三春台店の2店舗体制となっていた。

2026年1月時点で従業員34人

横浜企業経営支援財団(IDEC横浜)が2026年1月に公表した支援事例によると、同社の従業員数は34人だった。

同資料では、長年使用してきた店舗設備の老朽化や電力使用量、電気料金の上昇などが経営上の課題として挙げられており、補助金を活用した空調設備の更新などにも取り組んでいた。

ただし、設備老朽化や電気料金の上昇が今回の破産の直接的な原因だったと確認できる資料はなく、具体的な破綻原因については現時点で明らかになっていない。

8月17日に藤棚店・三春台店を閉店

同社は2026年8月17日に事業を停止し、「スーパーマルヤマ」の藤棚店と三春台店を同日付で閉店した。

会社公式サイトでも両店舗の閉店を告知し、利用客や取引先、地域住民に対して長年の利用への感謝を伝えていた。その後の対応は代理人に一任され、事業停止から10日後の8月27日、横浜地裁から破産手続き開始決定を受けた。

負債総額については、今回確認できた公開情報では確定額が明らかになっていない。

藤棚商店街の老舗スーパーが幕

会社としては創業から約88年、藤棚での食品スーパー事業も60年以上に及んだ丸山百貨店。長年にわたり地域の買い物を支えてきた「スーパーマルヤマ」の閉店と破産は、横浜の地域商業にとっても一つの節目となった。

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