【大阪】泉州タオルの美由喜タオルが破産 1966年創業、タオルケットなど製造
大阪府泉佐野市のタオルメーカー、美由喜タオル(株)が2026年9月14日、大阪地裁から破産手続開始決定を受けた。
同社は1966年(昭和41年)創業。日本有数のタオル産地である大阪・泉州で、タオルケットやタオルシーツ、各種タオル製品などを製造してきた。
| 法人名 | 美由喜タオル(株) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府泉佐野市 |
| 法人番号 | 6120101040225 |
| 創業 | 1966年(昭和41年) |
| 主な事業 | タオルケット、タオルシーツ、タオル製品などの製造 |
| 手続き | 2026年9月14日、破産手続開始決定 |
泉州で60年、寝装向けタオルに強み
美由喜タオルは1966年、綿織布からタオル織物に特化して創業した。
大阪・泉州のタオル産地で製造を続け、タオルケットやタオルシーツなどの寝装分野をはじめ、ボディーウォッシュタオル、各種タオル生地などを手掛けてきた。
綿だけでなく、麻やレーヨンなど異なる素材を組み合わせた織物の設計にも取り組み、オーガニックコットンを使った多重織や、肌触り・吸水性など機能面を重視した商品開発を進めていた。
「WHITE & NATURAL」など独自商品も
同社は自社商品「WHITE & NATURAL」を展開。泉州タオルの伝統的な後ざらし製法や製織技術を生かし、軽さや柔らかさ、吸水性などを特徴とする製品を開発していた。
2025年には泉佐野市のふるさと納税返礼品として「うとうとタオルケット」や「ヒートケア肌掛け」を出品。「うとうとタオルケット」については累計14万枚の製造実績があるとしていた。
2026年2月にも泉州タオル関連イベントや展示会への出展を案内するなど、年初までは商品開発や販売活動を続けていた。
6月に破産申立準備、9月に開始決定
同社については2026年6月29日、破産手続開始申立の準備に入ったことが明らかになっていた。
その後、9月14日午後1時、大阪地裁から破産手続開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第521号。
負債総額や破産に至った詳しい経営悪化の原因については、現時点で確実な情報を確認できていない。
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