【倒産企業続報・三重】六石ゴルフ倶楽部が再生手続開始 負債56億円、リソルHD支援で営業継続
続報。三重県いなべ市で「六石ゴルフ倶楽部」を運営する(株)六石ゴルフ倶楽部(法人番号:8190001012159)が、令和8年(2026年)9月8日、東京地裁から再生手続開始決定を受けたことが分かった。
同社は9月1日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、保全処分命令を受けていた。負債は債権者約1,900名に対して約56億円。JC-NETでは申請時点の状況を9月1日に報じている。
今回、申請から1週間後に再生手続開始決定となり、東証プライム上場のリソルホールディングス(株)の支援を受けながら、営業を継続して再建を進めることになる。
9月8日に再生手続開始決定
官報によると、東京地裁は9月8日午後2時、(株)六石ゴルフ倶楽部について再生手続を開始する決定を出した。
事件番号は令和8年(再イ)第19号。再生債権の届出期間は令和8年(2026年)10月6日まで、再生債権の一般調査期間は10月20日から10月27日までとなっている。
| 法人名 | 株式会社六石ゴルフ倶楽部 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県いなべ市 |
| 法人番号 | 8190001012159 |
| 事業内容 | ゴルフ場「六石ゴルフ倶楽部」の運営 |
| 民事再生申請 | 2026年9月1日 |
| 再生手続開始決定 | 2026年9月8日 |
| 負債 | 約56億円(債権者約1,900名) |
| スポンサー | リソルホールディングス株式会社 |
| 事件番号 | 令和8年(再イ)第19号 |
預託金約54億円が重荷 元支配人の不正も
同社は1958年7月設立。1978年に現在地でゴルフ場を開場し、その後コースを増設して27ホールの「六石ゴルフ倶楽部」を運営してきた。
1998年3月期には年収入高約11億3600万円を計上したが、近年の年間売上高は約5億円で推移。2026年3月期の入場者数は5万1,253名だった。
一方、会員に対する多額の預託金返還債務を抱えており、2026年3月期末の預り保証金は約53億7700万円に達していた。
さらに、元支配人による不正事件を受けた過年度決算の修正や修正申告に伴う租税負担なども発生し、資金繰りが悪化。民事再生手続による再建を選択した。
リソルHD支援、ゴルフ場は営業継続
同社は民事再生申請に先立ち、ゴルフ場やリゾート施設の運営などを手掛けるリソルホールディングス(株)とスポンサー契約を締結している。
リソルHDから申立費用の援助を受けるほか、事業継続に必要な運転資金についてDIPファイナンス、再生債権者への配当原資についても支援を受けながら再建を進める。
今後は2027年1月中旬ごろをめどに、再生計画に基づいて既存株式を100%減資したうえで、スポンサー側が新株を引き受ける増減資型による経営移譲が予定されている。
「六石ゴルフ倶楽部」は民事再生手続中も営業を継続しており、会員のプレー権も保護される。公式サイトでは現在も予約案内や営業案内が掲載されている。
お住まいの地域・都道府県から最新の倒産情報を確認できます
従業員・取引先・利用者が確認すべき手続きと相談先はこちら





