【栃木】訪問看護「つむぎ」運営のCUREALが破産 2025年10月に生活保護法上の指定廃止届
栃木県栃木市の訪問看護事業者(株)CUREAL(同市)が、2026年9月23日に宇都宮地裁から破産手続開始決定を受けた。同社は「訪問看護リハビリステーションつむぎ」の運営会社として、在宅療養者向けの看護やリハビリテーションサービスを手掛けていた。
栃木県が2026年2月3日に発行した県公報には、同社が運営していた事業所について、2025年10月31日付で生活保護法上の指定介護機関の事業を廃止した旨の届出が掲載されている。対象には訪問看護と介護予防訪問看護が含まれており、破産開始決定より約11カ月前の動きとして確認できる。
栃木市で訪問看護と在宅リハビリを展開
CUREALは2018年に設立された企業。栃木市で「訪問看護リハビリステーションつむぎ」を運営し、看護師や理学療法士などの専門職による在宅ケアを提供していた。
同事業所は2019年6月1日に指定を受けた記録があり、地域の在宅医療を支える訪問看護ステーションとして活動していた。
同社の公式サイトでは、心疾患や難病、がん療養中の利用者に対する病状観察、服薬指導、医療処置などの看護業務に加え、歩行訓練や日常生活動作の維持・改善を目的としたリハビリテーションを事業内容として紹介していた。
退院後の在宅生活を支えるサービスを特徴とし、地域の医療機関や主治医と連携しながら利用者宅を訪問する体制を案内していた。
過去の採用情報では、看護スタッフに加え、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職を募集していた。
2025年10月に指定介護機関の廃止届
破産開始決定に先立つ動きとして確認できるのが、栃木県の公的な事業廃止記録だ。
栃木県公報第677号(2026年2月3日発行)には、生活保護法に基づく指定介護機関の事業廃止届が掲載されている。
このうちCUREALが運営する「訪問看護リハビリステーションつむぎ」は、2025年10月31日を廃止年月日として記載され、対象サービスは訪問看護と介護予防訪問看護の2種類となっている。
ただし、この公示は生活保護法上の指定介護機関に関するもの。介護保険法に基づく事業所指定全体の廃止や、医療保険による指定訪問看護事業者としての事業終了まで証明するものではない。
そのため、2025年10月31日を訪問看護事業全体の最終営業日と断定することはできず、利用者のサービスが同日にすべて終了したかどうかも確認できていない。
破産開始決定 利用者の引き継ぎ状況は不明
CUREALは2026年9月23日、宇都宮地裁から破産手続開始決定を受けた。負債総額や直近の売上高、経営破綻に至った原因は確認できていない。
同社の公式サイトには、現在も訪問看護サービスや求人に関する案内が残されている。ただし、これらの掲載情報は過去の営業内容を示している可能性があり、破産後も同社が事業を継続している根拠とはならない。
利用者が別の訪問看護事業所へ引き継がれたかどうか、事業所や職員が別法人へ承継されたかどうかについても、現時点では確認できていない。
訪問看護は在宅療養者の医療・生活支援に関わるサービスであり、同社の事業終了時期とサービスの引き継ぎ状況については、引き続き確認が必要となる。
会社概要
| 法人名 | 株式会社CUREAL |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県栃木市 |
| 設立 | 2018年 |
| 過去の運営施設 | 訪問看護リハビリステーションつむぎ |
| 主要事業 | 訪問看護・訪問リハビリテーション |
| 指定介護機関の廃止届 | 2025年10月31日付(生活保護法上) |
| 破産開始決定 | 2026年9月23日(宇都宮地裁) |
| 法人番号 | 6060001030844 |
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