【千葉】ドミノ・ピザFCのドラセナが事業停止、破産申請へ 県内5店に臨時休業表示、営業許可記録には6店
千葉市中央区の「(株)ドラセナ」が事業を停止し、破産申請の準備に入った。同社は大手宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」のフランチャイズ(FC)加盟店を運営していた企業で、2026年9月14日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したとされる。負債総額は調査中。
同社の事業停止に関連して店舗の営業状況を調べたところ、ドミノ・ピザの公式サイトでは、千葉都町店、四街道店、千葉轟町店、浜野店、船橋湊町店の5店舗が「臨時休業」と表示されていることが分かった。さらに、過去の営業許可記録には、これら5店舗に鎌取店を加えた計6店舗の営業者としてドラセナの名前が残っている。
千葉都町・四街道・千葉轟町など5店に臨時休業表示
2026年10月9日時点のドミノ・ピザ公式店舗ページでは、千葉市内の千葉都町店、四街道店、千葉轟町店、浜野店と、船橋市の船橋湊町店で、各曜日の営業時間が「臨時休業」と表示されている。
また、出前館の店舗掲載情報では、同じ5店舗について2026年9月16日からの休業設定が登録されている。ドラセナの事業停止が伝えられている9月14日と近接する時期に、宅配サービス側でも休業扱いとなっていたことになる。
ただし、店舗の休業と法人の事業停止の因果関係は確認できていない。公式ページにも正式な閉店日や営業終了の告知はなく、現時点で5店舗すべてが閉店したと判断することはできない。
営業許可記録から判明した6店舗の状況
食品衛生申請等システムの公開情報を基にした営業許可データでは、ドラセナを営業者とするドミノ・ピザが少なくとも6店舗確認できる。
| 店舗名 | 所在地 | 公式サイトの表示 |
|---|---|---|
| 千葉都町店 | 千葉市中央区 | 臨時休業 |
| 四街道店 | 千葉市稲毛区 | 臨時休業 |
| 千葉轟町店 | 千葉市稲毛区 | 臨時休業 |
| 浜野店 | 千葉市中央区 | 臨時休業 |
| 船橋湊町店 | 船橋市 | 臨時休業 |
| 鎌取店 | 千葉市緑区 | 通常営業時間を掲載 |
※2026年10月9日時点で確認できた公式店舗ページの表示。営業許可記録は過去の情報を含み、6店舗すべてを事業停止時点までドラセナが運営していたと確定するものではない。
このうち鎌取店は、公式ページに通常の営業時間が掲載されている。公式採用サイトにも9月30日更新の募集情報が残っているが、ドラセナの事業停止後に別の運営主体へ変更されたかどうかは確認できていない。
なお、四街道店は店名に「四街道」を含むが、実際の所在地は四街道市ではなく千葉市稲毛区である。
競争激化で採算悪化、フランチャイズ事業を停止
ドラセナは千葉市中央区に本店を置き、ドミノ・ピザのFC加盟店として宅配ピザの製造・販売事業を展開していた。法人番号の指定日は2016年1月14日。
同社は千葉県内で複数の宅配ピザ店舗を運営していたが、同業他社との競争などによって採算面で厳しい状況が続き、資金繰りが行き詰まったとされる。
2026年9月に事業を停止し、破産申請に向けた事後処理が進められている。負債総額や直近の売上高、正式な破産申請日については確認できていない。
ドミノ・ピザ本部は2025年に国内172店の閉鎖計画
一方、ドミノ・ピザの国内店舗網は、2025年に大規模な再編が進められた。
オーストラリアの親会社ドミノ・ピザ・エンタープライゼスは2025年2月、国内の採算性が低い172店舗を閉鎖する計画を発表した。対象の内訳は直営店114店舗、FC加盟店58店舗で、店舗網を集約して収益性の改善を図る方針だった。
同社はその後、2025年度の業績発表で日本の店舗閉鎖計画を実施したことを明らかにしている。
ただし、この本部による店舗再編とドラセナの事業停止との直接的な関係は確認できていない。また、今回事業を停止したのはFC加盟店を運営するドラセナであり、ドミノ・ピザのブランド本部が破綻したものではない。
今回確認された5店舗の臨時休業表示についても、今後の営業再開、正式な閉店、別法人による事業承継などの方針は明らかになっていない。
会社概要
| 法人名 | 株式会社ドラセナ |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県千葉市中央区 |
| 法人番号 | 6040001093678 |
| 主要事業 | 宅配ピザチェーンのFC店舗運営 |
| 運営ブランド | ドミノ・ピザ |
| 事業停止 | 2026年9月14日とされる |
| 手続状況 | 破産申請準備 |
| 負債額 | 調査中 |
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