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アイコン 【大阪】医師・薬剤師の転職支援を展開したKHSメディカルサポートが破産 「メディサポ薬剤師」「MediPort」などを運営


大阪市福島区の(株)KHSメディカルサポートが、2026年10月5日に大阪地裁から破産手続き開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第4941号。破産管財人には青木優弁護士が選任された。負債額は確認できていない。

同社は、医師や薬剤師など医療従事者に特化した人材紹介事業を展開していた企業。薬剤師向け転職サイト「メディサポ薬剤師」、医師向け「メディサポ ドクター」のほか、医療機関向け採用サイト作成サービス「MediPort」などを手がけていた。

 

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2017年設立、薬剤師向け転職サイトから事業を展開

KHSメディカルサポートは2017年5月設立。医療分野の人材紹介や経営コンサルティング、医療教育などを事業として掲げ、医療機関と医療従事者をつなぐサービスを展開してきた。

同年8月8日には、関西地域の薬剤師を対象とした転職支援サイト「メディサポ薬剤師」を開設。医療業界での実務経験を持つコンサルタントが、求職者の希望と採用する医療機関の条件を照合する仕組みを提供していた。

サービス開始当初は、LINEを利用した転職相談や応募受付を特徴とし、コンサルタント1人当たり月間先着5人に転職支援を限定するなど、個別対応を重視したサービスとして紹介していた。

また、開設時には転職成約者向けの期間限定キャンペーンとして、最大100万円の転職祝い金を案内していた。ただし、これは2017年当時のサービス内容であり、その後の提供状況は確認できていない。

医師の転職支援にも進出、医療経営の専門知識を活用

2018年5月1日には、医師を対象とした転職支援サービス「メディサポ ドクター」を開始した。

同サービスでは、医業経営コンサルタントや医療経営士などの資格を持つ担当者による相談対応を特徴とし、医師の希望する勤務条件だけでなく、採用側の医療機関の経営事情も考慮した人材紹介を目指していた。

地方の医師不足や医師の地域偏在への対応もサービスの目的に掲げ、忙しい医師がLINEで相談できる仕組みを導入していた。

同社は医療人材の紹介に加え、医療経営に関する資格取得支援にも取り組んだ。2017年には、医薬情報担当者(MR)などを対象とする医療経営関連資格の対策講座を開催すると発表している。

医療機関の採用サイトを作成する「MediPort」も展開

同社は求職者向けの転職支援だけでなく、医療機関の採用活動を支援する事業にも取り組んでいた。

医療機関向け採用サイト作成サービス「MediPort」では、求人票の作成や応募者の管理、医療機関独自の採用サイトの構築などを提供。求人検索サービスとの連携や、採用ページの制作を支援する機能も案内していた。

同サービスの運営会社ページには、KHSメディカルサポートの社名が掲載されている。ただし、掲載された会社所在地は過去のもので、2025年の本店移転情報が反映されていない。

このため、サービスの公式ページが閲覧できることだけで、破産開始決定後も同社が営業を継続しているとは判断できない。

2025年に本店移転、経営破綻までの詳しい経緯は不明

法人情報によると、同社は2025年3月に大阪市福島区内で本店を移転していた。今回の破産公告に記載された所在地は、移転後の本店と一致している。

一方、最近の売上高や従業員数、取扱求人件数、事業停止時期などは確認できていない。破産に至った具体的な経緯についても明らかになっていない。

また、「メディサポ薬剤師」「メディサポ ドクター」「MediPort」などのサービスについて、別法人への譲渡や現在の運営主体、既存利用者への対応も確認できていない。

今回の破産手続き開始決定はKHSメディカルサポートという法人に対するものであり、過去に同社と取引関係のあった医療機関などが法的整理に入ったという意味ではない。

会社概要

法人名 株式会社KHSメディカルサポート
所在地 大阪府大阪市福島区
設立 2017年5月
資本金 540万円(2018年公表値)
主な事業 医療人材紹介、医療機関向け採用支援、医療教育、コンサルティング
展開していたサービス メディサポ薬剤師、メディサポ ドクター、MediPort
法人番号 1120001205543
破産手続開始決定 2026年10月5日
裁判所 大阪地裁
事件番号 令和8年(フ)第4941号

 

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