【岩手・釜石】マルイチ サンパルク店が10月31日閉店へ 2016年開業、業務スーパー・産直併設
岩手県釜石市の食品スーパー「マルイチ サンパルク店」が、2026年10月31日をもって閉店する。運営する株式会社マルイチ(岩手県盛岡市、法人番号7400001000836)は10月10日付で閉店を告知した。同店は2016年2月に開業しており、約10年8カ月で営業を終えることになる。
サンパルク店は、食品スーパーに加えて「業務スーパー」、産直品を扱う「産直はなまる市場」、酒類専門店「タストヴァン」を併設する複合型店舗。300台分の駐車場を備え、地域住民の日常的な買い物を支えてきた。
2016年2月開業、複合型食品スーパーとして展開
マルイチの公式沿革によると、サンパルク店は2016年2月に開店した。通常の食品スーパーに業務用食材、地元農産物、酒類専門店などを組み合わせ、幅広い買い物需要に対応する店舗として営業してきた。
公式店舗案内によると、営業時間は午前9時30分から午後8時30分までで、日曜・祝日は午前9時開店。店内には北日本銀行のATMも設置されているほか、資源回収や宅急便の取扱いなど、買い物以外の生活サービスも提供している。
同店が入る建物の築年数については確認できていない。2016年2月という開業時期は、マルイチが同店を出店した時期を示すもので、建物自体の建築時期とは異なる。
釜石の養殖サクラマス認定販売店にも
サンパルク店は地元産品の販売でも役割を担ってきた。釜石市は2026年6月、釜石湾で養殖される「釜石はまゆりサクラマス」の認定取扱店舗を紹介し、市内のスーパーや鮮魚店の一つとしてマルイチ サンパルク店を掲載した。
市が同年8月末に更新した認定店舗情報にも掲載されており、地域で生産された水産物を消費者に届ける販売拠点の一つとなっていた。
一方、サンパルク店の閉店後に地元養殖魚の取扱いをどの店舗が引き継ぐかについては、現時点で確認できていない。
釜石市内の鵜住居店は営業継続
マルイチは1950年に盛岡市で酒販店として創業し、岩手県内で食品スーパーや業務スーパー、酒類専門店などを展開してきた。2019年9月には釜石市の鵜住居地区に「マルイチ鵜住居店」を開業している。
鵜住居店は、産直はなまる市場とタストヴァンを併設し、43台分の駐車場を備える店舗。マルイチの公式サイトでは現在も営業店舗として案内されており、今回のサンパルク店閉店は同社の釜石市からの全面撤退ではない。
同社は近年も店舗展開を進め、2022年6月に宮古店、2024年10月には北上店を開業している。今回の閉店は、こうした店舗網の中でサンパルク店の営業を終了するものとなる。
マルイチ サンパルク店の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店舗名 | マルイチ サンパルク店 |
| 所在地 | 岩手県釜石市 |
| 開業 | 2016年2月 |
| 閉店予定日 | 2026年10月31日 |
| 併設業態 | 業務スーパー、産直はなまる市場、タストヴァン |
| 駐車場 | 300台 |
| 運営法人 | 株式会社マルイチ |
| 法人番号 | 7400001000836 |
閉店理由については建物の老朽化を挙げる地域報道もあるが、会社の閉店告知本文による直接確認には至っていない。また、閉店後の建物利用、併設各業態の個別の営業終了範囲、従業員の処遇などについても、詳細は確認できていない。





