【北海道・釧路】あいちょう星が浦店が49年で閉店へ 12月2日に別資本のスーパーとして再開予定
北海道釧路市の地場スーパーマーケット「あいちょう星が浦店」が、2026年10月31日をもって営業を終了する。運営する株式会社あいちょう釧路(北海道釧路市、法人番号:3460003000064)の星が浦店としては49年間の営業に幕を下ろすことになる。
ただし、店舗施設がそのまま廃止されるわけではない。運営関係者によると、12月2日に別の資本・運営主体による「全日食 星が浦店(仮称)」として再開する計画で、従業員の大半も後継側に再雇用される予定だという。
今回の動きは単なる改装や店名変更ではなく、店舗の経営主体が交代する再編となる。
49年間地域の買い物拠点として営業
あいちょう星が浦店は、釧路市星が浦地区で49年間営業してきた食品スーパー。釧路新聞が10月12日付で閉店を報じ、運営側も10月31日で現店舗の営業を終了する方針を明らかにした。
あいちょう釧路は、1957年9月の事業創業から約69年の歴史を持つ地場スーパーで、地域の生鮮食品や一般食品の販売を主体としている。
現行の株式会社あいちょう釧路は2022年6月1日の設立。事業としての創業年と現在の法人の設立年は異なる。また、星が浦店の営業期間49年も会社全体の創業年数とは別になる。
同社はこれまで釧路市内で星が浦店と芦野店の2店舗を展開してきた。公式サイトでは、鮮魚や精肉、青果などの生鮮食品に加え、一般食品や地域の食材を扱う店舗として案内している。
2025年3月期売上高10億7,000万円 従業員49人
あいちょう釧路の公式会社概要によると、資本金は1,000万円、2025年3月期の売上高は10億7,000万円で、従業員数は49人。このうち正社員は11人となっている。
これらの数値は、星が浦店と芦野店などを含む運営会社全体の実績であり、閉店する星が浦店単独の売上高や従業員数ではない。
創業から長年にわたって地域密着型の食品スーパーを展開してきた一方、今回の星が浦店の営業終了によって、あいちょう釧路が運営する実店舗は芦野店に集約されることになる。
12月2日に別資本で再開予定 従業員の大半は再雇用へ
星が浦店については、あいちょう釧路による営業終了後、別の運営主体による食品スーパーとして再出発する計画が示されている。
運営関係者は自身のSNSで、12月2日に「全日食 星が浦店(仮称)」としてグランドオープンする予定と説明。後継店舗は従来のあいちょうとは資本も経営も異なるスーパーになるとしている。
また、星が浦店で働いてきた従業員については、大半が後継側に再雇用される予定だと説明している。計画どおり進めば、同地区の食品スーパーとしての店舗機能と雇用の一部が引き継がれる形となる。
なお、あいちょう星が浦店は従来から全日食チェーンの加盟店として営業している。今回の再開計画は、新たに全日食チェーンへ加盟することを意味するものではない。
後継運営法人の正式名称や法人番号、再開後の具体的な品揃え・店舗規模などについては、現時点で確認できていない。また、12月2日は予定日であり、正式開業までに変更される場合がある。
あいちょう芦野店は営業継続 惣菜部門の強化方針も
あいちょう釧路は、もう一つの店舗である芦野店については営業を継続する。
運営関係者は、今後の芦野店について惣菜商品の取り扱いを復活させるなど、店舗内容を充実させる方針を示している。星が浦店の営業終了後は、芦野店を中心とした店舗運営を進めることになる。
一方、星が浦地区では後継スーパーの再開が予定されており、地域の買い物拠点そのものが完全に失われるわけではない。
ただし、あいちょう釧路が星が浦店の営業を終了する具体的な経営上の理由や、新旧運営主体間の事業譲渡・賃貸借などの契約関係については、確認できていない。
49年間続いた地場スーパーの看板が姿を消す一方、別資本による営業再開が計画されている今回の動きは、地域の食品流通と雇用の継続という点でも注目される。
あいちょう釧路の会社概要と店舗再編
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営法人 | 株式会社あいちょう釧路 |
| 所在地 | 北海道釧路市 |
| 法人番号 | 3460003000064 |
| 事業創業 | 1957年9月 |
| 現法人設立 | 2022年6月1日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 売上高 | 10億7,000万円(2025年3月期・会社全体) |
| 従業員数 | 49人(会社全体、うち正社員11人) |
| 星が浦店営業終了 | 2026年10月31日予定 |
| 後継店舗開業 | 2026年12月2日予定(全日食 星が浦店・仮称) |
| 営業継続店舗 | あいちょう芦野店 |





