アイコン 【大阪】南海バス2社が12月1日から値上げ 堺・泉佐野など主要区間の新料金一覧


大阪府南部で路線バスを運行する南海バスと南海ウイングバスの2社が、2026年12月1日から運賃を値上げする予定である。

国土交通省近畿運輸局は10月28日、両社が申請していた一般乗合バスの上限運賃変更を認可した。上限運賃の平均改定率は南海バスが21.72%、南海ウイングバスが30.99%。堺市や泉佐野市、岸和田市などの主要区間で、実際に利用者が支払う運賃も引き上げられる。

堺駅前~堺東駅前は現行230円から250円、泉佐野駅前~泉佐野市役所前は190円から220円となる。今回の改定は、大阪府南部の通勤・通学や買い物、観光などの移動費用に関係する。

 

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南海バス2社が運賃改定 12月1日から実施予定

近畿運輸局によると、両社は2026年7月30日付で上限運賃の変更を申請。審査の結果、10月28日に申請どおり認可された。

運賃改定の対象は、南海バスが主に堺市以南、南海ウイングバスが主に岸和田市以南の一般路線バスとなっている。

項目 南海バス 南海ウイングバス
上限運賃の平均改定率 21.72% 30.99%
現行初乗り上限運賃 200円 190円
改定後初乗り上限運賃 260円 250円
現行の基準賃率 52円10銭 47円70銭
改定後の基準賃率 65円 62円50銭
実施予定日 12月1日 12月1日

なお、上限運賃はバス事業者が収受できる運賃の上限を示すもので、利用者が実際に支払う実施運賃とは異なる。平均改定率がすべての区間に一律適用されるわけではない。

【南海バス】堺駅前~堺東駅前は250円に 主要区間の値上げ一覧

南海バスの主な区間では、堺駅前~堺東駅前が230円から250円に20円の値上げとなる。

泉ヶ丘駅~晴美台センターは250円から270円、深井駅~東中学校前は200円から230円に引き上げられる。

区間 現行 改定後 値上げ額
堺駅前~堺東駅前 230円 250円 20円
泉ヶ丘駅~晴美台センター 250円 270円 20円
堺東駅前~鳳駅前 270円 290円 20円
深井駅~東中学校前 200円 230円 30円
三日市町駅前~南花台四丁目 240円 260円 20円
金剛駅前~中央センター前 250円 270円 20円
堺駅西口~海浜匠町 360円 370円 10円
和泉府中駅前~和泉中央駅 380円 390円 10円

※近畿運輸局公表の代表的な区間。金額は大人の実施運賃。

【南海ウイングバス】泉佐野・岸和田方面でも値上げ 犬鳴山方面は40円増

南海ウイングバスでは、泉佐野駅前~泉佐野市役所前が190円から220円、熊取駅前~大阪体育大学前が260円から290円となる。

泉佐野駅前~犬鳴山は520円から560円、岸和田駅前~牛滝温泉は700円から740円となり、比較的距離の長い区間でも運賃が引き上げられる。

区間 現行 改定後 値上げ額
泉佐野駅前~泉佐野市役所前 190円 220円 30円
熊取駅前~大阪体育大学前 260円 290円 30円
泉佐野駅前~つばさが丘北口 510円 550円 40円
泉佐野駅前~犬鳴山 520円 560円 40円
箱作駅前~桃の木台回り 170円 210円 40円
岸和田駅前~東岸和田駅前 190円 220円 30円
下松駅前~道の駅愛彩ランド 340円 380円 40円
岸和田駅前~牛滝温泉 700円 740円 40円

※近畿運輸局公表の代表的な区間。金額は大人の実施運賃。

地域の通勤・通学費に影響 上限改定率と実際の値上げ額は異なる

大阪府南部では、鉄道駅から住宅地、学校、商業施設などへの移動手段として路線バスが利用されており、今回の運賃改定は日常的にバスを利用する人の交通費負担につながる。

ただし、上限運賃の平均改定率が南海ウイングバスで30.99%となっている一方、今回公表された主要区間の実際の値上げ額は30~40円となっている。

運賃改定による負担増は利用区間ごとに異なるため、通勤・通学などで利用する路線については、事業者が案内する新運賃を個別に確認する必要がある。

両社は12月1日の実施を予定しており、大阪府南部の公共交通をめぐる運賃改定が新たに決まった形となる。

 

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