閉店・閉鎖情報

アイコン 【関西】かっぱ寿司が大阪・奈良・和歌山の4店を同時閉店 9月既存店売上5.4%増でも店舗整理


回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイトは、2026年10月12日、大阪府、奈良県、和歌山県の計4店舗を同日付で閉店した。同社が公式サイトの店舗情報で発表した。

対象は大阪府の貝塚店、堺美原店、奈良県の奈良柏木店、和歌山県の和歌山店。3府県にまたがる4店舗が同日に営業を終了した。

一方、同社の直近の国内回転寿司事業は、2026年9月の既存店売上高が前年同月比105.4%と前年水準を上回っている。新規出店も進めており、今回の閉店はチェーン全体の営業終了や一律の店舗縮小を意味するものではない。

 

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関西3府県の4店舗が10月12日に営業終了

閉店した4店舗は以下のとおり。

店舗名 所在地 閉店日
かっぱ寿司 貝塚店 大阪府貝塚市 10月12日
かっぱ寿司 堺美原店 大阪府堺市美原区 10月12日
かっぱ寿司 奈良柏木店 奈良県奈良市 10月12日
かっぱ寿司 和歌山店 和歌山県和歌山市 10月12日

運営会社は4店舗についてそれぞれ閉店を発表し、利用客への謝意を示した。各店の具体的な閉店理由については明らかにしていない。

奈良柏木店は約15年で閉店、市内には奈良二名店が残る

今回閉店した店舗の一つ、奈良県奈良市の「奈良柏木店」は2012年1月に開業した店舗。国道24号沿いで約15年にわたり営業を続けてきた。

地元の地域情報媒体では、10月7日時点で店頭の閉店掲示が確認されており、店舗側も10月12日の営業終了を案内していた。

奈良柏木店の閉店後も、奈良市内では奈良二名店が営業を続ける。奈良県内には奈良桜井店などもあり、今回の閉店をもって奈良県から撤退するわけではない。

和歌山県でも和歌山市の「和歌山六十谷店」が営業を継続している。今回閉店した和歌山店と同一市内に別店舗が残るため、和歌山県内の全店閉店ではない。

9月既存店売上は5.4%増、客数も増加

カッパ・クリエイトが10月5日に更新した国内回転寿司事業の月次売上速報によると、2026年9月の既存店売上高は前年同月比105.4%だった。客数は103.3%、客単価は102.1%となり、いずれも前年同月の水準を上回った。

ただし、2026年度上期に当たる4月から9月までの累計では、既存店売上高が前年同期比99.6%、客数102.0%、客単価97.7%となっている。

月別にみると、4月94.0%、5月104.2%、6月92.1%、7月104.2%、8月98.1%、9月105.4%と増減を繰り返している。直近1カ月だけでなく、上期全体では前年並みの売上水準で推移していたことになる。

こうした全社的な月次業績は、閉店した4店舗それぞれの採算状況を示すものではない。個別店舗の閉店理由は公表されておらず、売上不振などの特定の原因と直接結び付けることはできない。

名古屋や富山では新規出店も続く

一方、同社は2026年に入ってからも新規出店を進めている。

6月3日には名古屋市中区に「久屋大通店」、7月3日には名古屋市港区に「名古屋みなと店」を開設。9月10日には富山県射水市に「アイタウン射水店」を開業した。

また、2025年4月には和歌山六十谷店をリニューアルしており、今回閉店した和歌山店とは異なる店舗で改装投資を進めていた。

既存店舗の閉店と、新規店舗の出店やリニューアルが並行している点が特徴となる。ただし、今回閉店した店舗の土地・建物の扱いや、周辺地域での新たな出店計画については確認できていない。

運営会社カッパ・クリエイトの概要と今後

カッパ・クリエイトは1973年創業、1981年設立。本社を神奈川県横浜市に置き、回転寿司「かっぱ寿司」の運営や食品の加工・販売を手掛ける。資本金は1億円、法人番号は7030001001979。

2014年にコロワイドグループの傘下となり、国内の回転寿司事業などを展開している。

今回の関西4店舗の閉店によって、該当する地域では利用可能な店舗が減少したが、同社は他の地域で新店の開設も続けている。閉店した各店舗の従業員の配置や閉店後の土地・建物の利用については、現時点で確認できていない。

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