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アイコン 【北海道】新千歳の国際線453万人で過去最高 台中線は毎日運航、12月から北米直行便週6往復


新千歳空港の国際線ネットワークが拡大している。台湾のスターラックス航空は10月2日、新千歳―台中線を開設し、就航時点で毎日1往復の運航を開始した。

さらに12月には、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線とエア・カナダのバンクーバー線が相次いで就航する。いずれも週3往復の冬季季節運航で、北海道と北米大陸を結ぶ直行便は合わせて週6往復となる。

新千歳空港では2025年度の国際線乗降客数が前年度比16.8%増の約453万人となり、国内線を合わせた総乗降客数も約2,602万人と過去最高を更新した。アジア方面を中心に回復してきた国際線市場に、今冬から北米の長距離路線が本格的に加わる。

 

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新千歳―台中線、毎日1往復で運航開始

スターラックス航空が開設した新千歳―台中線は、新千歳と台湾中部を直接結ぶ新路線。新千歳発JX319便は午後3時に出発し、台中に午後6時25分に到着する。台中発JX318便は午前9時に出発し、新千歳には午後1時55分に到着する。

同路線は当初、週5便での運航が発表されていたが、10月2日の就航時には毎日1往復でスタートした。スターラックス航空は新千歳―台北線も毎日運航しており、北海道と台湾を台北、台中の2都市で直接結ぶネットワークとなった。

台中は日月潭や阿里山、高美湿地などへの観光拠点である一方、半導体をはじめとするハイテク産業の集積地でもある。観光だけでなく、北海道と台湾中部のビジネス交流という面でも新たなルートとなる。

台湾は来道外国人の25%、31万2200人

北海道にとって台湾はすでに主要な海外市場となっている。2025年度上期の訪日外国人来道者数は123万9,900人。このうち台湾は31万2,200人で、全体の25.2%を占めた。

国・地域別では韓国の46万7,000人に次ぐ2位で、台湾からの来道者は前年同期比10.3%増加した。

これまでも台北―新千歳線が台湾需要の主要ルートとなってきたが、台中線の追加によって台湾中部から北海道への直接アクセスが加わったことになる。

12月から北米直行便が週6往復

国際線ネットワークは12月、さらに北米へ広がる。

路線 航空会社 新千歳発開始 運航頻度
台中 スターラックス航空 10月2日 毎日1往復
サンフランシスコ ユナイテッド航空 12月12日 週3往復
バンクーバー エア・カナダ 12月18日 週3往復

ユナイテッド航空の新千歳―サンフランシスコ線は、サンフランシスコ発が12月11日、新千歳発が12月12日に始まる。週3往復の冬季季節運航で、北海道と米国本土を直接結ぶ初の定期航空路線となる。

サンフランシスコはユナイテッド航空の主要ハブの一つで、米国内約80都市と接続している。北海道と米国西海岸だけを結ぶ路線ではなく、米国内各地への乗り継ぎルートとしての役割も持つ。

エア・カナダの新千歳―バンクーバー線は、バンクーバー発が12月17日、新千歳発が12月18日から。こちらも週3往復の冬季季節運航で、北海道とカナダを直接結ぶ初の定期航空路線となる。

エア・カナダはボーイング787を使用し、北海道のパウダースノーや札幌の冬季観光、温泉などを北米市場へ訴求している。

国際線453万人、2年連続で空港利用者過去最高

新路線の拡大を支えるのが、新千歳空港の国際線需要の回復だ。

2025年度の新千歳空港の乗降客数は、国内線が前年度比2.6%増の約2,149万人、国際線が16.8%増の約453万人となった。国内線と国際線を合わせた総数は約2,602万人で、2年連続で過去最高を更新した。

国際線では韓国、台湾、香港、タイ方面などが利用増を支えている。これまで新千歳の国際線はアジア方面が中心だったが、2026年冬からはサンフランシスコ、バンクーバーという北米の長距離2路線が加わる。

北海道は国際線の安定運航には訪日客だけでなく、道内から海外へ向かう双方向の需要も重要としている。千歳市も北米路線について、将来的な通年運航などに向け、北海道や空港運営事業者と連携していく方針を示している。

2026年秋から冬にかけては、台湾中部へのデイリー路線と北米週6往復の直行便が相次いで加わる。新千歳空港の国際線が、アジアの近距離路線中心から北米を含む長距離ネットワークへどこまで定着していくか、冬季の利用実績が次の焦点となる。

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