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アイコン 【北海道・札幌】創業56年の銭湯「滝の湯」が10月末廃業へ 1970年創業、休業から再開せず


調査基準日:2026年10月28日 | By JC-NET Editorial Team

北海道札幌市西区発寒の公衆浴場「滝の湯」が、2026年10月末をもって廃業することが分かった。北海道公衆浴場業生活衛生同業組合が10月16日、公式サイトで発表した。

滝の湯は1970年(昭和45年)創業の銭湯で、2代目が営業を引き継いできた。2026年6月には休業が告知され、営業再開の時期は未定とされていたが、その後も休業が続き、10月末での廃業が決まった。

創業から56年目に迎える営業終了となる。なお、すでに休業しているため、10月31日を最終入浴日とするものではない。

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1970年創業、サウナや薬風呂を備えた地域の銭湯

滝の湯は札幌市西区発寒で営業してきた一般公衆浴場。北海道公衆浴場業生活衛生同業組合の施設紹介によると、創業は1970年で、2代目による営業が続いていた。

浴場には乾式サウナ、水風呂、超音波風呂、気泡風呂、薬風呂、ボディシャワーなどを設置。駐車場も備え、発寒地区の入浴施設として営業してきた。

休業前の通常営業時間は午後2時40分から午後9時までで、月曜日を定休日としていた。ただし、この営業時間は営業当時の施設情報であり、現在は利用できない。

同じ札幌市西区には「扇の湯」「文の湯」「琴似温泉」などの公衆浴場もあり、北海道公衆浴場業生活衛生同業組合の公式店舗案内に掲載されている。

6月に休業を告知 10月16日に廃業予定を発表

休業については、2026年6月30日付の組合案内で公表されていた。店舗側は当面の休業と営業再開時期が未定であることを案内し、利用者に理解を求めていた。

その後、北海道公衆浴場業生活衛生同業組合は10月16日、滝の湯が10月末で廃業する予定であることを発表。この時点でも休業中であると明記されていた。

休業開始前の最後の営業日や、休業から廃業へ方針を変更した具体的な時期は確認できていない。また、廃業に至った事情についても詳しい説明は公表されていない。

そのため、施設の老朽化や燃料費の上昇、後継者不足などを、滝の湯の廃業原因として断定することはできない。

札幌の銭湯巡り企画にも影響 参加対象は26店から25店に

滝の湯の休業は、札幌公衆浴場商業協同組合が実施する「札幌銭湯スタンプラリー」にも影響していた。

2026年度のスタンプラリーは6月1日から9月30日まで実施。4月1日時点の案内では札幌市内26店舗が対象とされ、滝の湯が休業中の場合は、ほかの25店舗を巡れば全店達成と認定する特例が設けられていた。

さらに、札幌市中央区の「伏見温泉」が7月25日に廃業したため、7月26日時点の対象は25店舗となり、滝の湯が休業している場合は24店舗の達成で認定される運用に変更された。

今回の滝の湯の廃業は、同じ2026年に伏見温泉が営業を終了したことに続く動きとなる。ただし、スタンプラリーの対象店舗数は組合の企画上の数字であり、札幌市内に存在するすべての公衆浴場数と同一ではない。

創業56年の歴史に幕 跡地の利用予定は未確認

北海道では町の銭湯が減少する中、公衆浴場を地域の生活施設や文化として残す取り組みも続けられている。札幌市では2026年夏、道内の銭湯文化を紹介する展示会も開催された。

一方、滝の湯は再開に至らないまま廃業する予定で、1970年から続いてきた発寒地区の公衆浴場が一つ姿を消すことになる。

運営主体の正式な法人名、法人番号、建物の今後の利用方法や跡地の予定については、2026年10月28日時点で確認できていない。

滝の湯の施設概要

項目 内容
施設名 滝の湯(たきのゆ)
所在地 北海道札幌市西区
業種 一般公衆浴場・銭湯
創業 1970年(昭和45年)
営業の歴史 創業56年目・2代目
主な設備 乾式サウナ、水風呂、超音波風呂、気泡風呂、薬風呂など
休業案内 2026年6月30日
廃業発表 2026年10月16日
廃業予定 2026年10月末(現在休業中)
廃業理由 確認できず
法人番号 法人番号確認できず
跡地・後継施設 確認できず

※廃業予定日と最終入浴日は異なる。滝の湯は2026年10月28日時点で休業しており、現在営業中の施設として案内するものではない。

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