閉店・閉鎖情報

アイコン 【東京】医学書専門の文光堂書店本郷店が11月13日閉店 大学内4店舗と外商は継続


医学書・看護学書などを専門に扱う「文光堂書店 本郷店」(東京都文京区)が、2026年11月13日(金)午後7時をもって閉店する。運営する株式会社文光堂書店が11月4日、公式サイトで発表した。

文光堂の事業は1892年に東京・本郷で開業した書店を源流としており、長年にわたり医学・医療分野の専門書を取り扱ってきた。今回閉店するのは本郷店の店頭営業で、外商業務と大学内に設ける4店舗は引き続き営業する。

また、医学書の出版を手がける株式会社文光堂と、本郷店を運営する株式会社文光堂書店は別法人であり、今回の店舗閉店は出版社の廃業を意味するものではない。

 

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1892年に本郷で書店開業、医学書出版・販売へ発展

文光堂の歴史は1892年12月25日、東京・本郷で書店を開業したことに始まる。その後、医学・薬学分野の書籍出版にも事業を広げ、医療従事者や医学生向けの専門書を取り扱ってきた。

出版社の株式会社文光堂は、医学、看護学、医療関連分野の専門出版社として事業を展開。現在も「Medical Practice」「病理と臨床」「心エコー」「臨床スポーツ医学」などの専門誌を発行している。

一方、書店部門は2005年に株式会社文光堂書店として独立。同年7月1日に設立された現在の書店運営会社が、医学書・看護学書などの販売を担っている。

文光堂書店は日本医書出版協会の認定店として、医学・看護学関連の和書や洋書、専門雑誌などを取り扱っている。公式サイトでは書籍のオンライン注文にも対応している。

なお、1892年は文光堂の事業の創業年であり、現在の本郷店が同じ店舗形態で134年間営業していたことを示すものではない。本郷店単独の正確な開店年月日は確認できていない。

本郷店は11月13日19時で閉店、外商業務は継続

文光堂書店は11月4日、公式サイトで本郷店の閉店を告知した。最終営業日は11月13日(金)で、午後7時をもって店頭営業を終了する。

同社は本郷店を利用してきた顧客に感謝を示す一方、本郷店の閉店後も外商業務と各大学内店舗の営業を継続するとしている。

今回の発表では、本郷店の具体的な閉店理由は明らかにされていない。売上高や店舗の採算状況、従業員の処遇、閉店後の跡地利用についても確認できていない。

日本大学医学部など大学内4店舗は営業継続

文光堂書店の公式サイトには、本郷店のほかに大学内の4店舗が掲載されている。

営業を継続するのは、日本大学医学部店(東京都板橋区)、日本医科大学店(東京都文京区)、埼玉医科大学店(埼玉県毛呂山町)、杏林大学医学部店(東京都三鷹市)の4店舗。

これらの店舗では、それぞれの大学に関わる医学・医療分野の専門書を扱っている。大学内店舗を継続することで、医学・看護学書の販売業務は本郷店の閉店後も続くことになる。

書店運営会社は外商業務も継続すると明示しており、今回の本郷店閉店によって書店販売事業のすべてが終了するわけではない。

運営会社の概要

項目 内容
運営法人 株式会社文光堂書店
所在地 東京都文京区
設立 2005年7月1日
資本金 2,000万円
法人番号 8010001094231
主な事業 医学書・看護学書などの専門書販売、外商業務
閉店対象 文光堂書店 本郷店
最終営業日 2026年11月13日(金)午後7時

※出版社の株式会社文光堂と、店舗を運営する株式会社文光堂書店は別法人。1892年の創業年は文光堂の事業史を示しており、現在の書店運営法人の設立年とは異なる。

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