閉店・閉鎖情報

アイコン 【宮城】仙台駅前の老舗「馬鈴薯」が11月10日閉店へ 1982年創業、ナポリタンで親しまれた約44年


宮城県仙台市青葉区の老舗洋食店「スパゲティハウス 馬鈴薯(ばれいしょ)」が、2026年11月10日(火)をめどに閉店する。地元情報サイト「仙台南つうしん」が11月2日、店舗の閉店告知を紹介した。

同店は1982年12月に創業。JR仙台駅西口に近いハピナ名掛丁商店街のビル2階で、約44年にわたり営業を続けてきた。4時間かけて煮込む自家製ソースのナポリタンなどで知られ、学生時代から通い続ける常連客も多い店だった。

 

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1982年創業、仙台駅前で約44年の営業に幕

馬鈴薯は、東北新幹線が開業した1982年に創業したスパゲティ専門店。仙台駅西口から徒歩約3分、ハピナ名掛丁商店街のアーケード沿いにあるビルの2階で営業している。

2022年11月の「リビング仙台Web」の取材によると、同店は1982年12月に開業。店主が40年間厨房に立ち続けてきた店として紹介され、同年12月には創業40周年を記念した特別ランチ企画も予定されていた。

2023年8月の同媒体の老舗特集では、フランス料理などの飲食店で腕を磨いた店主が、東北新幹線の開業で活気づく仙台に店を構えた経緯も紹介されている。

名物ナポリタンは自家製ソースを4時間煮込み

同店を代表する料理がナポリタンだ。仙台の地域情報サイト「せんだいタウン情報machico」による過去の店舗紹介では、創業当時から変わらないレシピを使用し、数種類のトマトや赤ワイン、生クリームなどを使ったソースを約4時間煮込む製法が取り上げられている。

ニンニクやショウガを効かせた具材に、コクのあるソースを合わせた一皿が特徴。2024年には地元タウン誌の「仙台・宮城の絶品ナポリタン7選」にも選ばれた。

2023年の取材当時は、スパゲティだけで20種類以上のメニューを提供。ハンバーグなどの洋食料理も扱い、常連客の要望から生まれた「キャベツとザーサイ」のスパゲティも店主の思い入れのある一品として紹介されていた。

学生から家族連れへ、世代を超えて親しまれた店

馬鈴薯は、仙台駅前という立地だけでなく、長年通い続ける常連客との関係でも知られていた。

2023年の店主取材では、学生時代に訪れていた客が社会人となり、結婚して子どもを連れて再び来店するなど、親子2代、3代にわたって通う客がいることが紹介されている。

2022年の創業40周年を迎えた際にも、店主は開業当時からの客が家族を連れて訪れるようになったことを振り返っていた。長い営業期間の中で、仙台駅前の街並みや商店街の変化を見守ってきた店舗でもある。

11月10日までの営業予定、閉店理由は確認できず

11月2日付の地元報道では、11月10日までの営業を予定していると伝えられた。最終営業日までの詳しい営業時間や、閉店理由については確認できていない。

また、閉店後の店舗跡地の利用や事業承継についても、現時点で明らかになっていない。

1982年の創業から約44年。仙台駅前で親しまれてきた老舗スパゲティ店が、営業を終えることになる。

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