国交省の発表による5月の大手ゼネコン50社の受注状況では、民間工事は、サービス業、情報通信業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少したため、対前年同月比▲4.5%減少し、5ヶ月連続で減少した。公共工事は増加したものの、海外が大幅に減少し、総計では同▲6.1%減少し、3ヶ月連続で減少した。

<受注総額>
1、5月の受注総額は6,956億円。
2、対前年同月比は、▲6.1%減であり、3ヶ月連続で減少した。
3、国内は、民間工事は減少し、公共工事は増加した。
4、国内計は6,871億円(対前年同月比▲2.8%減少、5ヶ月連続の減少)

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<民間工事>
1、5月の民間工事は、4,877億円(対前年同月比▲4.5%減少、5ヶ月連続の減少)
2、製造業は増加し、非製造業は減少した。
3、製造業(同6.2%増)、非製造業(同▲8.2%減)
4、発注者別では、サービス業、情報通信業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少し、運輸業,郵便業、鉱業,採石業,砂利採取業,建設業、不動産業等が増加した。
5、工事種類別では、建築が減少し、土木が増加した。
住宅、工場・発電所、事務所・庁舎等が減少し、倉庫・流通施設、医療・福祉施設、教育・研究・文化施設等が増加した。

<公共工事>
1、5月の公共工事は1,641億円(対前年同月比3.3%増加、4ヶ月連続の増加)
2、国の機関は減少し、地方の機関は大幅増となった。
国の機関は同▲44.3%減、地方の機関は同163.3%増。
3、発注者別では、国の機関は国、独立行政法人、政府関連企業ともに減少した。地方の機関は都道府県、市区町村、地方公営企業、その他ともに増加した。
工事種類別では、建築が増加し、土木が減少した。
道路、建築その他、治山・治水等が減少し、上水道・下水道、工場・発電所、教育・研究・文化施設等が増加した。

<海外工事>
・5月の海外工事は85億円(対前年同月比▲74.9%減少、2ヶ月連続の減少)だった。

1~3月は総計で前年同期間比▲11.8%減の53,689億円、4月は前年同月比▲14.2%減の7,022億円だった。
国は新コロナテレワークで発注業務を先送りしていたのかもしれない。