アイコン 世界各地の異常気象

Posted:[ 2024年4月19日 ]

1、中東UAE・・・ドバイは年間降水量が100ミリであるが、先日、1日で2年間分の雨が降り、道路の冠水や住宅の浸水騒ぎがあった。
2、ロシア西部・・・豪雨で農作物への影響が懸念されている。
3、パキスタン-アフガン、
パキスタン北西部での豪雨により17日時点で63人の死亡が判明している。
アフガン南部では洪水が発生、死者が100人以上発生している。
パキスタンでは2022年に国土の1/3が浸水し、1700人以上が死亡した。
4、コートジボアールやガーナなどの西アフリカの国々も天候不順、カカオ豆の産地であり、凶作が続き、カカオパウダー(チョコ原料)の価格が暴騰している。
5、アフリカでは、大干ばつに見舞われたり、集中豪雨に見舞われたり、異常気象が続いている。
6、欧米も異常気象・洪水のシーズンが近づいている。
  南欧・カナダ・カルフォルニア・ブラジル・オーストラリア・ロシアなどでの森林火災。



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7、中国はEV用のレアメタルの最大の産地、EVやPHVは地球環境・異常気象の切り札と政治宣伝されているが、現実は地球環境を急速に悪化させている。
中国は世界最大の石炭産地、電力不足もあり、石炭の採炭量を毎年増加させているが、それでも足りず、輸入までして、家庭用や工場用の電力だけではなく、レアメタルの抽出用の熱源(高炉型溶融炉・電炉)として石炭を燃焼させ、レアメタルの含有鉱石から抽出している(リチウム・コバルト・ニッケル等)。ニッケルは最大の生産国インドネシアが含有鉱石の輸出を禁止し、国内でレアメタル化している。インドネシアは石炭の輸出国でもある。
インドネシアのニッケル鉱山の多くを中国企業が利権を持ち生産している。

リチウム鉱石は、米国もオーストラリア(世界最大の生産国)もそのほとんどを鉱石のまま中国企業に売却、中国でレアメタルとして輸出されている。
レアメタルの生産に関係する有毒物質や地球環境悪化物質は、ある程度触媒装置で除去できるが大幅にコスト高になり、中国ではそうした装置はほとんど取り付けられていない。

EVはモーターで駆動させるが、銅を既存自動車より約3倍使用し、リサイクルでは間に合わず、新たに大量に増産され、石炭を使い精錬されている。当然、銅精錬において有害物質、硫黄酸化物などを大気に大量に撒き散らしている。
2023年の新エネ車の世界販売台数は1360万台
・ うちEVは950万台、
・ うちPHVは410万台
2022年は前年比55%増の1020万台(うちEVは60%)

世界の偉そうな人たちにより近視眼的な環境政策が続いている。

 

 


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