アイコン 久留米市立南筑高校教師が、生徒の父親に「死んでしまえ」の脅迫

被差別部落を中傷し「棺おけはすぐそこ」「三途の川を渡れ」「早く死ね」「死んでしまえ」などと脅迫する内容の手紙を6通、生徒の父親に送りつけたとして、福岡県警久留米署は21日、久留米市立南筑高校教諭吉田威容疑者(37)を脅迫と偽計業務妨害容疑で逮捕した。脅迫状を送りつけたのが、吉田容疑者と判明したのは、封書や葉書についていた指紋からであり、吉田容疑者が「私のしたことに間違いありません」と容疑を認めたと同署は説明している。 

吉田容疑者と生徒の父親とは、昨年2月生徒指導において吉田容疑者が、生徒の父親に電話をかけた際、父親が「(吉田容疑者の)電話の対応が悪い」と問題を指摘。父親が学校まで来て、黒岩校長と吉田容疑者らが対応、校長は「対応が悪くて申し訳ない。指導します」と釈明して一応収拾していたという(校長談)。
しかし、現実には吉田容疑者は、半年以上も経った昨年9月7日ごろから同10月3日までの間に計6回、生徒の父親の自宅あてに、同県久留米市、柳川市、八女市から中傷、脅迫する内容の文書を送りつけていた。
 吉田容疑者は、昨年夏ごろから別途、校長や同僚の教諭に対して、複数の同僚の教諭を中傷し、辞めさせるよう求める脅迫文書を少なくとも6通送り付けていたことも判明している。
こうした問題は教職員内でも問題になったものの、吉田容疑者は常日頃、同僚の先生方との付き合いも率先して行っており、吉田容疑者が疑われることは全くなかったという(校長談)。
吉田容疑者については、こうした問題で、市教育長や校長らに対策会議を計20回開催など、通常業務の遂行を妨げさせた疑いももたれている。

しかし、吉田容疑者の不可解なところは、封書と葉書が、同校に届いたアンケート用はがきや封筒を再利用したものであり、差出人には同校の別の教諭の住所と名前が書かれていたり、同校の名前がわかる封筒が使われていたりしている。普通、簡単に足が付くようなことはしないが、吉田容疑者は何故か、そうしたことをしていた。??????

当問題は、封書や葉書を送りつけられた父親が、久留米署に相談、被害届を出したことから事件化、指紋照合で吉田容疑者が割り出された。
 21日午前4時から会見した久留米市教育委員会によると、父親は届いた封書とはがきを持って市教委に相談に訪れ、送付された書面の内容は、手書きやパソコンで「消えうせてほしい」「早く死ね」「棺おけはすぐそこ」「三途(さんず)の川を渡れ」などと書かれていたという。
また、被差別部落を中傷する記述もあったといい、生徒の父親は部落解放同盟にも相談していた。父親は脅迫を受けて体調を崩し、数週間仕事を休んだとしている。
吉田容疑者は、北九州の大学を卒業後、1995年の採用以来同校に勤務、2年前から生徒指導を担当していた。
 吉田容疑者の南筑高校は市立高校であり、14年間転勤などもなかった。
同僚の先生方や校長は、こうした事件を吉田教諭が引き起こすなど全く信じられないとしている。また吉田容疑者は、過去から部落を誹謗中傷することなども全くなかったとしている。

何が吉田教諭を変えてしまったのであろうか? 
 

[ 2010年2月25日 ]
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