アイコン 【解説】キタジマ食品/明太子の「やまや」が委託経営?に関連して(2)

投稿者 = 匿名希望 

明太子債務保証のためにやまやとキタジマ食品で交わした譲渡担保設定契約書がある。あまりにも一方的でやまやが有利な契約内容になっている。やまやが融資したのは㈱八女堆肥センターであって北島食品ではない。こんな一方的な債務保証をキタジマ食品がしなければならない理由はない。

よく見るとこの契約書は誤字や間違いがあり、11条から出来ているが第10条が抜けている。間に合わせのために慌てて作ったものだとわかる。北島社長は20年10月に八女堆肥センターの代表を解任されている。また、債務保証にいたった経緯について、「最終的に昨年3月に個人の預金口座を差押えられたこと」を要因にしているが、譲渡担保設定契約の日付が平成20年12月31日になっているのも異常である。

この日付も手書きで後から書き足したようである。やまやが作った譲渡担保を設定した動産の目録は作成日が平成20年10月27日となっており、その中には「基礎工事」「組立工事」という訳のわからないものや、「社長室絵画」「マッサージ器」というような経営継続と関係ないものや、それにリース物件まで含まれている。まったく信用できない動産目録になっている。公証役場で平成21年2月4日に受付けがされている。このような身勝手な契約書は、経営継続するために管理運営を委託するような根拠になるものではない。公正公平であるべき破産管財人が、他の債権者に十分な説明をすることなく、こんないい加減な契約書で、何の実績もない会社に、破産会社の管理運営を委託するというのは、他の債権者を無視した無法なやり方である。この契約自体が詐害行為の証拠であって、このような非常識がまかり通ること自体、今回の破産が何者かの思惑によって操作されているとしか思えないし、やまや、裁判所、管財人の三者に深い癒着があるとしか思えない。

平成21年暮れには、北島社長の息子さんが亡くなっている。社長夫婦の悲しみようは見ている方が辛くなるくらいだった。息子さんは重い障害を抱えており、社長夫婦が長年一生懸命に看護してきた。目の中に入れても痛くないほどの可愛がりようで社長夫婦は本当に息子さんを大切にしていた。しかし、白い乗用車で紳士風の人たちが北島社長の自宅を訪れるようになってから息子さんの容態が悪化していき、奥さんも心労と看護疲れで、精神的にも肉体的にも追い込まれて最低の状態だった。それは社長も同じだった。その後も息子さんの容態は持ち直すことなく、呼吸困難で去年の暮れに亡くなるのだが、やまやはそんな精神的に落ち込んでいた北島社長家族に追い討ちをかけるように自宅に押しかけ債務保証を迫っていたのである。それほど追い詰められた状態で無理やり強要されて交わした契約が果たして有効といえるのか。これは人の弱みにつけこんだ、血も涙もない乗っ取り行為であり、詐欺行為である。
キタジマ食品の、第三者申立破産と破産処理、やまやの契約と委託管理、これら一連のことがらの背後にあるカラクリを明らかにしたい。これらのことはすべて㈱八女堆肥センターの中枢に関係していたA氏、B氏二人から聞いたことである。
やまやの乗っ取り工作の犠牲になった息子さんのご冥福を心からお祈りするとともに、北島社長ご夫婦に対し深い心の痛みを感じます。
(つづく)

[ 2010年3月30日 ]
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