アイコン 古賀一成議員/元地元後援会事務所長(元組合執行委員長)から訴えられる 

古賀一成衆議の元後援会事務所長が、契約途中の今年3月解雇となったとして、古賀一成議員に対して、逸失収入および慰謝料を支払えと1,140万円の請求訴訟を起こした。
しかし、色々な報道を見ても何故秘書が解雇され、後援会事務所長が解雇されたのか一切触れられていない。この問題はそのまま、昨年12月の古賀一成後援会連合会の解体問題にも繋がる問題である。

関係者の話では、元事務所長は、元某ゴム会社の労働組合執行委員長を2004年~2008年までの4年間務め、会社定年後、古賀一成事務所の事務所長になったという。
議員を支える政治のプロ、選挙のプロであったのかという点を見ると、組合の元幹部であり、選挙のプロかもしれないが、組合の元委員長まで登りつめた人物であり、同事務所には親分が2人になっていた可能性は否定できない。事務所長は古賀議員の影武者になり、地元の留守居役を担う要職、後援会に対して古賀一成議員と一心同体の動きが求められるが・・・。

<経過>
古賀一成議員、同氏を昨年6月、衆議選を目前に選対本部事務局長として、選挙後は地元後援会事務所長として3年間の口頭約束で採用した(元事務所長弁)。
古賀一成議員、8月30日の衆議院選挙で鳩山邦夫議員に破れ、比例で復活当選。
古賀一成議員、秘書解雇、不法解雇(後援会連合会弁)
古賀一成議員、昨年11月14日民主党福岡県連の会長に就任。
古賀一成議員、12月に地元後援会連合会が解散。
古賀一成議員、2010年3月、事務所長を解雇。
元事務所長、 8月23日不当解雇として古賀一成議員を訴える。

古賀議員の後援会連合会を解散させた元会長(某建設関係の会社の社長)は、以前から同議員を支援し続けており、会長に就任したとしても仲違いするような間柄ではないと周囲からは見られていた。ところが・・・。
後援会連合会の解散の理由の一つに、昨夏の衆議院選挙後に行わった、古賀議員による秘書不当解雇問題が取り上げられている。その秘書は、どのような理由で辞めさせられたのか不明であるが、後援会連合会会長が連れてきた人物といわれており、後援会連合会会長が古賀一成議員に対して激怒したとは想像できる。
その後この秘書解雇問題が高じて「古賀議員は、後援会からの要望や話を一切聞かない」「反省や改善もしない」とかの理由で、12月いきなり後援会連合会が解散したのであった。
そうしたことから、11月から連合会解散に至るまでの間、誰かが水面下で後援会連合会の解散の動きをしていたことになる。
関係者の間では、その後解雇される事務所長も、(当時の)後援会連合会会長に急接近、仲が良かったという話も伝わってきている。

当然、古賀一成議員は、自分と心中するくらいの人物を後援会連合会の会長に据えていなかったのがそもそもの問題であり、古賀一成議員にも諸々の問題があったことだけは間違いない、またこうした問題が生じたこと自体にも責任がある。

なお、今回、元組合の執行委員長で古賀一成元事務所長が、古賀一成議員(民主党福岡県連会長)に対して訴訟を起こした事件に関して、民主党を支援する連合福岡へ取材してみた。
連合福岡は「組合をお辞めになった方の個人的な問題であり、連合としては一切関わりは持ちません。今後とも。」という話であった。連合のコメントは当然の内容とも取れるが、元、一企業組合の執行委員長も組合を外れたらタダの人との見解。

来る11月の福岡市長選挙の立候補を表明した木下氏(元佐賀市長)の一族が、古賀一成議員の後援会連合会を解散させた(元)連合会会長。木下氏は民主党に対して推薦願いを出していることから、話がまた広がってくる。古賀一成民主党福岡県連会長は推薦を誰にするかなかなか決定させないでいるが・・・。そうしたなか、野田衆議(元八女市長、民主党県連支部長)が、福岡市長選で、吉田現市長では勝てない表明・・・・。
 

[ 2010年8月24日 ]
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