アイコン 積水ハウス研究/1月決算 急回復

<工業化住宅請負事業>
戸建住宅請負事業では、中期経営計画の基本方針に掲げ「グリーンファースト戦略」の積極的な展開を図るため、販売力強化を実施し拡販に努めた。この「グリーンファースト」は当期における戸建住宅の受注の7割を超え、引き続き順調に推移した。新商品としては、鉄骨戸建住宅、木造住宅シャーウッドのそれぞれに50周年記念商品を投入致し、戸建住宅市場における受注増とシェア拡大を図った。
当事業の当期における売上高は、6,973億88百万円(前期比18.1%増)、営業利益は708億17百万円(前期比45.8%増)となりました。

<不動産販売事業>
戸建住宅販売事業では、販売促進イベント「まちなみ参観日」を開催し、販売力強化を行った。当社ブランド力を活かし「グリーンファースト戦略」についても積極的に展開致した。また、当事業においても住宅ローン減税等の効果が表れ、一部地域においては緩やかながら回復の兆しが見られた。この状況を踏まえ、当社が最も優位性を訴求することができる、付加価値の高い資産形成を行うまちづくりを展開し、販売促進を図った。
分譲マンション事業では、現在販売中のマンションについて、物件の魅力や付加価値等を訴求し販売推進した。東京を中心としたマンション市場の動きが高まり、当社の都市圏における販売も「グランドメゾン大倉山テラス」が即日完売する等堅調に推移した。
オーストラリアのシドニー近郊で一昨年販売開始したウェントワースポイントにおけるマンション販売については、販売中の物件の契約率が90%を超え、販売計画を上回る進捗となり順調に推移致した。
都市再開発事業では「本町ガーデンシティ」(大阪市)が10月にグランドオープンし、「ガーデンシティ品川御殿山」(東京都品川区)、「本町南ガーデンシティ」(大阪市)につきましても、着実に工事が進捗した。
当事業全般としては、全国的に分譲戸建を含め引き続き在庫調整を行い資産回転率の向上に努めたが、大きく改善をするまでには至らなかった。
当事業の当期における売上高は、2,294億83百万円(前期比▲9.5%減)、営業損失は▲31億65百万円となった。

<不動産賃貸事業>:
入居者向けwebサイト「MAST Club(マストクラブ)」の充実を図り、入居者向けにグループ会社による入居時の家賃保証サービスを開始する等、入居者向けサービスを拡充し入居促進に努めた。当事業の当期における売上高は、3,776億67百万円(前期比3.7%増)、営業利益は141億24百万円(前期比▲0.4%減)となった。(入居率が気になる)
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
08年1月期
1,597,807
109,727
114,086
60,352
09年1月期
1,514,172
73,960
77,072
11,516
10年1月期
1,353,186
-38,754
-38,758
-29,277
11年1月期実績
1,488,369
56,354
56,271
30,421
12年1月期予想
1,510,000
63,000
63,000
34,000
12年1月期予想/前期比
101.5%
111.8%
112.0%
111.8%
11年1月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
1,341,308
738,029
736,961
54.9%

 

種類別
  /百万円
工業化住宅請負
697,388
不動産販売
229,483
不動産賃貸
377,667
その他
183,831
     計
1,488,369

積水ハウス

戸建住宅
455,239
賃貸住宅
277,659
分譲住宅
146,470
マンション
77,185
リフォーム
91,443
不動産フィー
361,988
都市開発等
22,208
その他
56,177
     計
1,488,369

積水ハウス
[ 2011年3月 8日 ]
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