アイコン 2016年の中国輸出7.7%減 輸出入合計6.6%減 12月予想以上輸出落ち込み

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中国税関総署が13日発表した2016年通年の貿易統計によると、米ドルベースの輸出額は前年比▲7.7%減の2兆974億ドル(約241兆円)だった。
輸入額も同▲5.5%減の1兆5874億ドルだった。
輸出入とも2年連続で前年を下回り、輸出と輸入を合わせた貿易総額も同▲6.8%減った。
 輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は5099億ドルで前年比▲14.1%減少した。

<12月>
12月の中国輸出は、前年同月比▲6.1%減で、予想(▲3.5%減)よりも大幅に落ち込んだ。
輸入は、3.1%増加。鉄鉱石や石炭などの需要が底堅く、予想(2.7%増)を上回った。
貿易収支は408億2000万ドルの黒字。予想は465億ドルの黒字だった。
中国は、世界貿易が低迷する中、人件費や地価の上昇で輸出拠点としての中国の競争力が落ちており、特に前半の経済減速で輸入も力強さがなかった。

ただ、中国内では、元安誘導により、元では輸出で▲2%減、貿易黒字額では0.6増となったとしている。

中国国家統計局によると、2016年の生産者価格指数は前年比▲1.4%下落、生産者仕入価格指数は前年比▲2.0%下落した。(ただし、不動産バブルが顕著になり、生産者価格指数は右肩上がりに伸び12月は前年同月比5.5%まで伸びている)
第3四半期のGDPは6.7%増としている。

 

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[ 2017年1月13日 ]

 

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