東京五輪空手「沖縄で一部開催とMICE施設の土地代を」 翁長知事が国に要請へ
下の二つのニュースは昨日、3月7日の(沖縄タイムス・プラス)の記事です。
東京五輪空手「沖縄で一部開催を」 知事が要請へ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/62328(沖縄タイムス・プラス)
沖縄県の翁長知事
翁長知事への進言:呉屋守將オール沖縄共同代表「承認撤回、早く決断を」
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/87132(沖縄タイムス・プラス)
政府に辺野古新基地建設を断念させるには、市民の粘り強い闘いと世論の構築が必要、と語る呉屋守將オール沖縄共同代表=3日、那覇市・金秀本社で
開いた口が塞がらないとは、まさにこのことである。
那覇空港第2滑走路建設は仲井眞弘多前沖縄県知事が東京五輪(2020年7月24日~8月9日)に間に合うように国交省と交渉し、やっとの思いで那覇空港第2滑走路建設工事の短縮に成功していた。その結果、那覇空港第2滑走路は東京五輪の4ヶ月前の2020年3月に供用されることになったのである。
おかげで、工事は短縮されたが、工事総額は約200億円の増額となっている。
前の仲井真知事が苦労して工事が短縮された那覇空港第2滑走路建設工事が翁長知事の私的な政治的思惑で中断されている。
政府、那覇空港の増設工事中断=沖縄県の許可下りず
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030101048&g=pol
こんな理不尽を絵にかいたような政治家を今まで見たことがない。
沖縄県民の利益と国民の税金を人質にとり、翁長知事は己が知事になりたいがためだけに掲げた「辺野古基地反対」の道具に那覇空港第2滑走路建設工事を中止してまで政治利用している。
そんな翁長知事がこんどは、東京五輪空手「沖縄で一部開催を」 要請ときたから、開いた口が塞がらないどころか、呆れてものも言えない。
ま~こんな恥知らずは珍しい。
しかも、同じ日の3月7日の記事で、自称オール沖縄(実際はハーフ以下沖縄)の呉屋守將オール沖縄共同代表(カネヒデ社長)が時を同じくして、金秀本社で記者会見して、「翁長知事への進言:呉屋守將オール沖縄共同代表「承認撤回、早く決断を」と、やる厚かましさである。
翁長知事は東京五輪空手「沖縄で一部開催を」要請をしながら、翁長県政が理不尽に決定した大型MICE施設の土地代(呉屋守將オール沖縄共同代表の金秀グループが多くを所有しているマリンタウン東浜地区)を一括交付金で充当したいと狡猾に国に働きかけていたのだ。
翁長知事とオール沖縄の呉屋守将(金秀グループ代表)との絶妙のコンビネーションというか、ミエミエの強請りタカリである。
翁長県政が進めようとしているMICE施設の建設予定としている与那原町、西原町にまたがるマリンタウン東浜地区の土地の多くは金秀グループが所有している遊休地である。
また、「MICE施設」の土地購入費用79億円のうち50億円を、国からの一括交付金を活用する方針というから、翁長県政と呉屋守將オール沖縄共同代表の性根の悪さは際立っている。
2万人収容予定の沖縄のMICE施設を、強引に金秀・呉屋氏のホームタウンである東浜(あがりはま)マリンタウンに建設すると決定しているが、東浜の立地がMICEにまったく向いていない不適格地なことは県民の誰に聞いても明白で、一昨年の県知事選挙の論功行賞以外の何ものでもない。コテコテの利益誘導である。
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