アイコン 韓国・弾劾⇒反日慰安婦⇒THAAD配備撤回へ 

スポンサード リンク

中国が12月26日、陳海(東アジア副局長、THAAD問題担当)を、韓国の政府関係者には目もくれず、野党を訪問したが、その戦術が功を奏してきたようだ。

韓国聯合ニュースによると、韓国最大野党の「共に民主党」は17日、米国のミサイル防衛システム「THAAD」の韓国配備への反対をさらに強めた。共に民主党の禹相虎院内代表は、中国とロシアの同意を得るまでTHAAD配備を延期するべきだと表明した。
韓国では、5月大統領選が行われる。

英ロイター通信の17日の報道によると、現在大統領選の最有力候補である文在寅の上級顧問・崔鍾勲氏は、THAAD配備の決定は余りに雑であり、文氏が大統領に当選した場合、配備問題を再考すると述べたという。

THAAD配備を問題視している候補は、文氏が初めてではない。現在世論調査で、3位の国民党の安哲秀は、THAAD配備の決定について政府は国民に詳しく説明するとともに、中国と協議するべきだと考えている。「国民の党」は、国会の同意を経ずにTHAAD配備を開始した政府の行為を違憲としている。

AFP通信の18日の報道で、慶尚北道星州郡で韓国の民衆約2000人がTHAAD配備に抗議するデモを行った。今月初めにも数百人がTHAAD配備地である星州郡のロッテのゴルフ場でデモを行っていた。
以上、中国人民網参照

瀬戸際外交を続ける中国。いまや韓国民は中国に好意を持っている者は30%台で、対日本より低くなっている(2016年7月THAAD配備を決定前には65%もあった。

これは中国が韓国に対して、陰湿な貿易制裁を行っていることによるものであるが、その現実は、陳海を「共に民主党」や「国民党」とも打ち合わせての貿易制裁・ロッテたたきの実行のようだ。陳海は、当訪韓で中国と取引のある大企業経営者らにも会っているが、THAADを配備すれば断交の脅しもするほど威圧をかけていた。

ほとんど属国扱いの振る舞いであった。

韓国の候補者たちや野党勢力は、目的(=大統領)には、手段を選ばない国民性を表出させているようだ。

大統領選挙日である5月9日から、韓国が中国・北朝鮮寄りになったとしても、今度は米国が国境税という切り札をチラつかせ、それまでに配備したTHAADの撤去を、トランプが踏みとどめさせるものと見られる。中国の安価な製品はそれなりに米国を充足させているが、韓国製品は、米企業や米市民にとって、なくても困ることはないという大きな違いがある。

もし、政府間合意に基づくTHAAD配備の撤去を、新大統領が、国会決議で強行すれば、米国は、高い高い国境税を課すものと見られる。当然、駐留米軍も半減以下に減らすものと見られる。

スポンサード リンク
[ 2017年3月24日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ