アイコン 日本 2017年観光競争力評価で4位に浮上/WEF

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2017年の世界経済フォーラム(WEF=World Economic Forum)の観光競争力評価の結果で、日本は9位から4位に、中国は17位から15位に、韓国は29位から19位にそれぞれ上昇した。前回の評価に続いてスペイン・フランス・ドイツが1から3位を守った。
WEFの観光競争力評価ランキングは、2007年から世界各国の旅行・観光競争力を、4大分野・14項目(指標90件)に区分し、2年ごとに行われている。

評価指標90項目のうち
観光・文化関連の18項目、
環境・交通など間接分野40項目、
国家競争力指数指標32項目
以上が評価される。
以上、

こうした評価が常にベストかというとそんなことはない。
当評価では、項目別に評価し、その積算値によりランク付け総合評価しており、現実の観光客数やその上昇率などが反映しにくい問題がある。

アジアで外国人観光客が一番多いのはタイ国、実際のランクは34位に留まる。一方、死んでしまいそうな大気汚染国の中国、優れた観光地は実際山ほどあるが、現実は健康を害する大気汚染国の観光地を進んで観光したい人たちは世界中でどれほどいるだろうか、こうしたランキングに騙されて行ってもリピート客にはなりえないだろう。そうしたことからも中国の場合、総合的に観光競争力として世界評価できるだろうか(煙霧大魔神は全土を覆っている)。

それでも、日本が安倍首相の政策と自治体や観光地の人々の努力により、世界第4位まで観光競争力が上昇したことは素直に喜ぼう。それほど、訪日観光客は増加し、日本の文化でもある花見宴会も大盛況となっている。

 

観光競争力国別ランキング/WEF版
Travel & Tourism Competitiveness Index
 
スコア
トップ差
1
Spain
5.4
0.00%
2
France
5.3
1.91%
3
Germany
5.3
2.63%
4
Japan
5.3
3.00%
5
United Kingdom
5.2
4.12%
6
United States
5.1
5.61%
7
Australia
5.1
5.99%
8
Italy
5.0
7.99%
9
Canada
5.0
8.40%
10
Switzerland
4.9
8.91%
11
Hong Kong SAR
4.9
10.36%
12
Austria
4.9
10.49%
13
Singapore
4.9
10.54%
14
Portugal
4.7
12.62%
15
China
4.7
12.95%
16
New Zealand
4.7
13.74%
17
Netherlands
4.6
14.45%
18
Norway
4.6
14.52%
19
Korea, Rep.
4.6
15.82%
20
Sweden
4.6
16.08%
21
Belgium
4.5
16.30%
22
Mexico
4.5
16.41%
23
Ireland
4.5
16.61%
24
Greece
4.5
16.95%
25
Iceland
4.5
17.11%
26
Malaysia
4.5
17.14%
27
Brazil
4.5
17.18%
28
Luxembourg
4.5
17.20%
29
United Arab Emirates
4.5
17.22%
30
Taiwan, China
4.5
17.65%
31
Denmark
4.4
18.36%
32
Croatia
4.4
18.58%
33
Finland
4.4
18.95%
34
Thailand
4.4
19.25%
35
Panama
4.4
19.50%
 
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[ 2017年4月12日 ]
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