アイコン 博多都ホテル跡地に高級都ホテル19年誕生へ/近鉄 施行:大林組

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JR博多駅筑紫口前の博多都ホテル跡地に建て替えが計画される「(仮)近鉄博多ビル(新都ホテル)」。

福岡市では、各種国際会議や2019年ラグビーワールドカップ(W杯)が控える中、市内のホテル稼働率は8割超。学会やイベント時には予約が取れないなど収容能力の限界が近づいている。
特に、欧米観光客にニーズ高いシティーホテルの客室の広さは25平方メートル程度と狭い。

新都ホテルの計画では、現行容積率の約1.5倍の875%。ホテルの客室数を減らし、客室単価を1泊2万5千円程度と高めに設定する。
2019年夏までの完成を予定し、日帰り入浴が可能な屋外温泉スパを設け、壁面や屋上に滝や緑を配置。内装に博多織のデザインを取り入れる。地下鉄コンコースと直結した地下駐輪場(400台)も整備する。

国交省が訪日客のホテル不足解消に向け昨年6月制定した一定条件下の容積率拡大。
1、部屋数の25%以上が標準的なツインルームに相当する「1部屋30平方メートル以上」
2、レストランやスパを併設
3、魅力あるデザイン
のホテルが入る建物。
福岡市では、現行の容積率800%から最大1200%まで認める。天神、博多を含む都心部(約920ヘクタール)が対象で、2024年末までに完成予定の施設を対象としている。
以上、

博多都ホテルは1972年開業、開業当時の福岡市には、西鉄グランドホテル、東急ホテル、城山ホテル位しか目ぼしいホテルはなかったが、シーホークホテル(1995年開業)が完成してから国際会議など数多く開催されるようになり、秋場の学会シーズンともなると常にホテル不足が顕著となっていた。この間、大幅にホテル数は増加したものの、最近では訪日客の急増で、万年、ホテルは不足気味に経過している。

三井不動産が、キャナルシティ博多近くに地上13階、地下1階の客室数約300のビジネスホテルを5月着工、19年夏の開業を予定している。旧三井アーバンホテル地。
JR九州もキャナルシティ近くにホテルを計画している(LINEから購入した土地)。
大阪のサムティは博多駅前の大博通り近くに、287室のビジネスホテルを今年中に開業予定。
福岡市の照栄建設が160室のホテルを建設中で18年3月開業予定。
福岡市では2019年までにホテル・旅館の部屋数3000室が新たに開業する。
やはり、ここでも博多駅周辺でのホテル開発が主だっている。

1.所在地
福岡市博多区博多駅東2-1-1
2.交通
JR「博多駅」筑紫口 徒歩1分(新幹線中央改札口)
地下鉄空港線「博多駅」 徒歩1分
博多駅には地下コンコースでつながる
3.規模・用途
(1)規模:地下3階地上13階建て
(2)用途:商業施設(地下1階、1階、2階)
ホテル(3階~13階)
4、ホテル概要
3~12階客室数200室、客室平均面積30㎡超
13階はレストラン、屋内温泉施設(日帰り客OK)
客室平均単価2万5千円。
5、オープン予定日
2019年夏、ラグビー世界大会前
解体工事は、大林組だったことから、建築も大場組になると見られる。
 
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[ 2017年4月25日 ]
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