アイコン 5月の貿易収支4ヶ月ぶり赤字

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財務省が19日発表した5月の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は▲2,034億円の赤字だった。赤字は4ヶ月ぶり。

自動車や鉄鋼を中心に輸出額が増えた一方、それを上回るペースで原油や液化天然ガスの輸入額が増加した。

輸出額は、5兆8,514億円。

前年同月比で14.9%増えた。前年は、熊本地震の影響で自動車部品の供給が滞って輸出が減っており、その反動で増えたことなどが要因。

輸入額は17.8%増の6兆547億円。

資源価格の上昇で、液化天然ガスの輸入額が68.6%、石炭が74.7%、原油が17.0%、それぞれ増えた。(原油・LNGは値動きなしでも、円安だけ値上がりする。電力会社の原油・LNGの購入代金は原価コストに算入され電気料金として回収されている。電力会社にとって高かろうが痛くも痒くもない)

対米貿易収支は4,111億円の黒字で、3ヶ月ぶりに前年比で増加した。

米国向けの輸出は、自動車や自動車部品が好調で、11.6%増の1兆0,824億円。2015年7月以来の高い伸び率だった。

米国のフォードは日本市場から撤退、クライスラーも来年撤退すると表明している。その代わりに日本政府は貿易不均衡問題の日米通商交渉を穏便に進めるため、艦対地巡航ミサイルのトマホークを購入することを検討している。

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[ 2017年6月19日 ]

 

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