アイコン 米旅客機の座席が大きくなる可能性 当局に規定設ける高裁判決

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過食肥満体が限りなく増加している米国、FDA(米食品医療品局)がいくら警告を発しても肥満は増加している。宣伝効果の賜物、ビッグバーガーとデカボトルコーラをこよなく愛する国民性がもたらしたものだろう。

そうした中、米消費者団体が、旅客機の座席の幅や前後の間隔が縮小される傾向に歯止めをかけようと、連邦航空局(FAA)による規制を求めていた裁判で、首都ワシントンの連邦高裁は30日までに、原告の主張を認め、FAAに対応を命じた。

消費者団体の航空機利用客の権利を主張する団体「フライヤーズ・ライツ」は2015年、座席スペースの確保に向けた新たな規則の導入をFAAに要請した。
これが却下されたため、裁判所に訴えていた。
28日の判決を受け、「フライヤーズ・ライツと乗客の勝利」を宣言した。

裁判で提示された統計によると、
旅客機の座席幅は、2000年代初頭の約47センチから、05年ごろには約43センチに縮小した。
前後の幅は、約90センチから、一部では約71センチまで短くなっている。
座席を詰めて定員を増やせばコスト削減になり、運賃を安く抑えられるというのが、航空会社の言い分。

同団体は裁判で、座席スペースが狭くなることでエコノミークラス症候群などのリスクが高まると指摘した。
米国人の肥満率は上昇傾向にあるのに、航空会社の動きはこれに逆行していると主張し、判事らもこれを認めた。
FAAは29日、対応を慎重に検討しているとの声明を出した。

旅客機の座席スペースをめぐっては、これまで幅と間隔の下限を定める法案が連邦議会で繰り返し審議されたが、いずれも却下されていた。
FAAが規制する場合、議会の承認を得る必要はない。
以上、報道

今回の判決は連邦高裁判決であり、FAAも動かざるを得ない。
判事が太っていたと見られる。
議会は、航空会社からのロビー活動(公的賄賂)で、航空会社が不利になるような議決は絶対しない。

以前、アメリカに飛んだ時、行きはJALで座席も前の間隔もよかったが、帰りはLCC便ではないかと思われるほど、座席が粗末で、狭く、前の間隔も狭く、通路側に大きな人が座ったものだから小便も我慢し、大変な目にあったことがある。それから以後、海外航空会社のエコノミークラスには乗っていない。ビジネスに乗るくらいだったら、現地でいいホテルに泊まった方がまし。
国際線の米国乗り入れでは、米国の制度に従う必要があり、改善が進むことが期待される。また、LCCとの区別もされないものと見られる。

<日本のLCC例>座席間隔29インチピッチ、(JAL31ピッチ)、短距離なら我慢できようが・・・。
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[ 2017年7月31日 ]
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