アイコン 韓国空軍 北朝鮮攻撃想定の爆弾投下訓練

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韓国軍は29日、北朝鮮への攻撃を想定した爆弾投下訓練を実施した。この数時間前、北朝鮮は日本の上空を通過するミサイル1発を発射していた。
韓国軍は多弾頭のクラスター爆弾を保有しており、韓国は制限付使用禁止条約にも加盟していない。1発で数百メートル四方を焦土化するミサイル。

北朝鮮のミサイルは、同日午前6時前に平壌付近から北東方向に発射された。その後北海道の上空を飛行し、太平洋上に落下した。
日本の領土上空を北朝鮮の飛翔体が通過するのは金正恩の親父時代の1998年8月31日に行った3段式弾道ミサイル「テポドン1号」の発射以来となる。ポテドンは津軽海峡上空を通過し、太平洋に落下した。飛行距離は約2千キロだった。今回もほぼ同じルートで打ち上げられ、飛行距離を2700キロ、火星12号と見られている。

ミサイル発射から数時間後、韓国大統領府は、首都ソウルから車で5時間ほどの北東部江原道で、戦闘機を使った実弾演習を行ったと発表した。「F15K」4機からMK84爆弾8発を投下したという。
韓国国防省の当局者は、投下した全爆弾が標的に命中したと説明。「演習により、韓国空軍が有事の際には敵の指揮系統を壊滅できることを再確認した」と述べた。
韓国大統領の報道官によると、文在寅大統領は北朝鮮に対して強力な対応能力を誇示するよう求めていたという(それにしてはNSCにも参加していない)。

MK84爆弾は、
現在運用されている通常の500ポンド爆弾(227kg)としては最小であり、世界で最も一般的な空中投下型の兵器。この爆弾は、流線型の金属ケースに192ポンド(89kg)のトリトナール高性能炸薬が封入されている。
Mk.82は、単体で無誘導爆弾として投下することもできるが、目的に応じて安定翼や減速装置、信管や各種の誘導キットを装着することで、誘導爆弾としても用いることができる。
使用される主な誘導爆弾化キットと、装着後の誘導爆弾としての名称は下記の通りとなる。
ペイブウェイII(レーザー誘導) - GBU-12
JDAM(GPS誘導) - GBU-38
LJDAM(レーザー/GPS併用誘導) - GBU-54
などとなる。
普通の爆弾。

今回の投下訓練は、31日まで米韓軍の合同演習UFGの最中であり、以前から計画されていたものと見られる。改めて大統領府が格好つけたものだろう。

<↓ MK84爆弾を抱えたF-15戦闘機>

MK84爆弾を抱えたF-15戦闘機

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[ 2017年8月29日 ]

 

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