アイコン 韓国 北朝鮮・金正恩暗殺部隊創設へ 3軸システム・体系・体制

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文在寅は、北朝鮮に対するこれまでの対話路線が完全に無視され、核実験まで行われたことでヒートアップしている。

韓国の宋永武(元海軍大将、米軍からの独立派)国防部長官は4日、国会国防委員会に出席し、有事の際に、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を、直接狙う「斬首作戦」について、「概念の確立中であり、今年12月1日付で部隊を創設し戦力化することができる」と明らかにした。
 また、来年の末頃には、同作戦能力を具体化することができるかの質問に、「できる」と述べた。

<韓国型「3軸システム」とは>3K
1、北朝鮮のミサイル・核攻撃の兆候を探知した場合、先制攻撃する「キルチェーン」(Kill Chain)。
2、北韓の弾道ミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)、
3、北朝鮮が核攻撃した場合、北朝鮮指導部などに直接報復する「大量応懲報復システム」(KMPR)。
という米軍抜きの韓国軍による北朝鮮からの攻撃に対する自立した軍事行動体系。

今回は、KMPR作戦において、金正恩の暗殺部隊を創設するというもの。

実際核攻撃を受けた場合、暗殺部隊など必要なく、北朝鮮の中枢全域の破壊しかない。
ただ、3軸システム=体系の構築は「2018~2022 国防中期計画」であり、現在は北朝鮮の拠点への攻撃については、(1・2・3とも)無に等しい。

宋国防長官と文在寅が計画している駐留米軍から乳離れするための3軸体系であり、それ以前に、北朝鮮が攻撃してきた場合、米軍なしでは1個も戦えない現実が横たわっている。

<文在寅激怒>
文在寅は、国は巨額国防費をこれまで出し続けたにもかかわらず、北朝鮮の攻撃に対して、防御もできないのかと国防部に対して激怒していた。
当然、軍・議員・業者の組んず解れずの関係により、武器も軍装備もまともに造られていない現実がある。いくら予算があっても足りない。

最新武器を開発し、諸外国に売却して、開発費を取り戻すどころか儲けようというセコイ国家戦力が、こうした問題を生み出してもいる。
韓国自慢の機動武装ヘリ「スリオン」に至っては、開発した政府系民間会社の韓国航空宇宙産業(KAI)と防衛事業庁が結託して、原価見積もりの水増し・粉飾決算疑惑及び「スリオン」の核心安全の違反(米国にて結氷試験で不合格判定など問題多数)が発覚、すでに多くが軍に配備され、事故も生じ、海外までも販売中だった。

<文在寅の総括なき太陽政策の破綻>
文在寅にしても、自らが大統領府の室長を務めていた盧武鉉大統領時代の北朝鮮に対する太陽政策による資金が、2006年10月の金正日による第1回目の核実験を利用されたことにつき、なんら総括もできないところに、文在寅の政治抜き・国民安全抜きの従北政策の(民族の)情を露呈している。
ただ、文在寅も金正恩に無視され続け、目の前で核・ミサイル実験を続けられ、裏切られたとの思いに、感情的にヒートアップしているのも間違いない。

ただ、文在寅は4日、「米韓両国は、緊密な共助に基づき、北朝鮮の継続する挑発に対応して、国際社会と共に最大限の強力な制裁と圧迫を加えるという、一致した確固たる立場を堅持している」としつつ、「ただし、同じ民族同士で殺し合う戦争を直接体験した国として、再び戦争の惨禍を繰り返すわけにはいかない」と、朝鮮半島の平和的非核化を改めて強調している。

(中国とまったく同じ論法、しかし、韓国は当事者だ。文が言うことは誰でもが願っていることであるが、為政者として現実を見、どう振舞うべきなのか、回答を見出さない一方、米国に対してのポーズなのか、軍事面では国防長官に北朝鮮に対する強行策ばかりを強調させている)

韓国でも核武装論が台頭してきているという。多血の朝鮮民族同士、韓国もヒステリックな性格は李承晩来のもの、駐留米軍なきあとも、何が始まるかわかったものではない。日本も怖い。
 

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[ 2017年9月 5日 ]

 

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