稲畑産業 ドイツ子会社取引先の不正
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電子材料・住宅設備関連・化学品・合成樹脂等を扱う商社である同社の欧州子会社Inabata Europe GmbH（ドイツ）で発生した太陽電池モジュール在庫の販売予定先による無断売却事件。
平成３０年３月期の第１四半期まで無断売却された在庫に付き社内調査委員会が調査した結果、その処理において、棚卸資産から未収入金に１１億４４百万円を振り替え、差異で判明しなかった在庫につき、棚卸資産から売上原価へ１２百円振り替え、無断売却の取引先に対する債権につき、貸倒引当金７億７１百万円の計上を予定し一件落着させる。
以上、
会社の商売用資産を勝手に販売するとは考えられず、同子会社の関係者が事件にかかわっているものと見られる。同社は責任問題には触れていない。
同社は、無断売却の取引先を詐欺罪で告訴するなども表明していない。
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[ 2017年9月12日 ]
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