アイコン 八代港 超大型クルーズ船専用岸壁工事スタート 20年に100回寄港目指す

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熊本県の八代港(八代市)で25日、国土交通省が大型クルーズ船専用に整備する耐震強化岸壁の着工式があり、官民で国際クルーズ拠点を目指す事業がスタートした。
2019年度末までに完成し、20年4月から旅客ターミナルや大型バス駐車場とともに、運用を始める。
総合整備では、県が所有する港の南西部16ヘクタールの駐車場を、米大手船会社ロイヤルカリビアン・クルーズ(RCL)社が旅客ターミナルと集客施設を整備し、40年間貸与し、岸壁の優先利用を認める。集客施設を除く総事業費は104億円。

県は今年66回予定の大型クルーズ船寄港回数を、20年に100回、30年までに200回に増やす目標を掲げている。

国交省によると、施工する岸壁は約200メートルで、既存岸壁と合わせ約400メートルがクルーズ船専用。
世界最大の22万トン級(乗客定員約5400人)が着岸できるようになる。耐震強化岸壁は熊本地震と同規模の地震にも対応でき、災害時は救援物資の補給拠点になる。

以上、
日本の港湾は、深度が浅く、超大型のクルーズ船の寄港地は限られている。そのため、国は比較的に海が深い八代港を指定し、岸壁の耐震化工事、海底の浚渫工事など行い、超大型船が寄港できるようにするもの。 

ところで、八代に寄港したクルーズ船の観光客はどこに行くのだろうか。
阿蘇は遠いし、遠いが高速道で熊本城見学、高速で球磨川下り、六調子などの球磨焼酎醸造所巡り・・・。

八代城跡(城郭なし)、日奈久温泉センター、五家荘、樅木の吊り橋などあるそうだが、ローカルすぎる。
一帯のインフラ整備も必要だろうが、過疎化している市町村予算では限界もある。

日本という観光ブランド地(東京・京都・大阪・富士山)から、全国各地の観光スポットへ軸足が移っており、何かの特徴や著名な観光スポットが必要、なければ中華県や東南アジアの映画・TVの撮影誘致などスポット浴びる要因作りなど行わなければ生き残れない時代に突入してきている。

クルーズ船は、金は落とすだろうが、寄港地での宿泊はなく、食事も限られる。魅力がければ引き付けるものがなければ金さえ落とすことも限界があろう。
どう八代市や地元の観光業者などが国策にどう利用できるかにかかっていよう。
器造って中身を入れる・・・RCLが何か創造するかもしれないが、他力本願では地に金がおりない・・・。

 

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[ 2017年11月27日 ]

 

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