1回成功1回失敗のSM3ブロック2Aを150億円で購入 日米共同開発迎撃ミサイル
米製兵器の高値買いが常態化している日本国、欧州から購入することも必要だろうが、米国様の腰巾着では所詮無理。
今回は、日米共同開発ミサイルで、その性能も疑わしいミサイルを、破格の高値で購入しようとしている。
米国務省は9日、日米共同で開発している新型迎撃ミサイルSM3ブロック2Aの日本への売却を承認し、議会に通知した。
売却総額は約1億3300万ドル(約150億円)。
(参考:共同開発していないブロック1Aの価格は1発あたり2,000~2,400万ドル)
国務省当局者は「日本のミサイル防衛能力の向上に寄与する」と説明している。
売却が承認されたのはミサイル4発と発射機4機で、配備のための技術的支援なども含まれる。
ブロック2Aは現行のブロック1Aより迎撃範囲などが向上し、自衛隊の護衛艦や陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」にも装備できる。
現在、日米のイージス艦に搭載されているSM-3はほとんどが射程1,200kmのSM-3ブロック1A。
米海軍はすでにブロック1Bへの移行を始めており、欧州の陸上型イージス「イージス・アショア」へもブロック1Bから配備されて行く予定。
ブロック2Aは、射程2000kmで日米が共同開発を進めている能力向上型。
日本は迎撃ミサイルブロック2Aのノーズコーン、第二段および第三弾の誘導・制御システム、第三段を担当している。
ブロック2Aは2018年に配備が開始される予定。
ただし、ブロック2Aは、太平洋での迎撃実験で1回成功し、1回失敗、2階しか実験は行われていない。(それも予定された模擬ミサイルに対しての実験である)
実践では予期せぬ事態で対応することになる迎撃ミサイル、本当に大丈夫かとしんぱいせざるをえない。
また、ブロック2Aは共同開発ミサイル、
これまでに多額の国家予算を使用して来ているにもかかわらず、何でこんな高額で買わねば為らないのか、税と借金で購入し誰も腹が痛まないとはいえ、政府はいくらFMS契約(米政府の言い値販売価格の契約)だとしてもいい加減にしてくれと言いたい。
日本政府は、米国の貿易赤字対策の人身御供に米兵器を購入し続けているが、防衛ミサイルだけに限っても、日本が国内開発に軸を移していたら、日本の製造技術はさらに進んでいるものと見られる。
政府はいい加減、目を覚まし、国産化をはかり、その技術を民に下ろすべきだ。政府が米国から高値で購入するばかりで、国内では軍需先端技術もなく、防衛省が今になって大学研究者に金を抱かせ、研究開発させているのが現実だ。そもそも政府は金がないとして、大学の研究予算を削り続けているが本末転倒もはなはだしい。
ドイツは、攻撃用ミサイルも開発保有し、武器輸出大国であるが、その技術が産業に生かされ、技術大国であり続けている。
爺様の亡霊に取り付かれ自慰にふけり続けている人では限界だろうか。
(米製兵器は高いばかりで信頼性にかける部分がある。各種ヘリのように・・・)