アイコン テスラ「モデルS」今度は消防車に追突 「オートパイロット」で

米テスラの電気自動車がカリフォルニア州の幹線道路を走行中に、消防車に衝突する事故を起こした。現地の消防団が明らかにした。

同州カルバー氏の消防団は、消防車の車体後部に突っ込んでフード部分が大きく損傷したテスラの「モデルS」の写真を22日のツイッターに掲載した。

テスラ車のスピードは時速100キロを超えていたといい、運転手の話では「オートパイロット」の機能を使って走行していた。けが人はいなかった。

テスラは、マニュアルの中で繰り返し、オートパイロットを使用中も道路の状況に十分な注意を払うよう促している。
同社はオートパイロットを「運転支援システム」と位置付けていて、「自動運転」機能とは位置付けていない。
テスラ広報は、オートパイロット機能について、運転手が十分な注意を払ったうえで使うことを想定していると説明した。

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こうしたシステムの目的は、車線をはみださずに走行を続け、走行中の他の車に衝突しないよう速度を調整しながら交通の流れに乗ることで、運転手の負担を減らすことにある。
ただし、テスラのマニュアルによれば、「全ての物体を検知できるわけではなく、駐車中の車両に対しては制動や減速ができないこともある」。

特に、速度が時速80キロを超えていて、前車が自分の進路から外れ、代わって停止車両や物体が目の前に現れた場合は、停止できない場合があるという。

交通の流れを認識して車を制御するシステムは、メルセデス・ベンツや日産自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)、BMWなど主要自動車メーカーが採用しているが、各社とも、静止物体には運転手が反応する必要があると説明している。
 以上、CNN

  自動運転車の機能は現実的にはまだ雛っ子のようだ。

前回のテスラ車の高速道でのオートパイロットの事故では、ぶっかったトラックが白色で、空の雲の白色と区別をつけられなかった可能性があるとされた。
 その後、「オーシパイロット」は、運転手を楽にするためのもので、運転手自身の補助が絶対必要条件としていた。
 
静止車両により存在に、前の車が前方から外れた場合に現れた静止車両に反応しなければ、いろいろなケースが考えられ、危ない限りだ。 
なお、今回の消防車への追突、停車していたのかは不明。

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[ 2018年1月25日 ]

 

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