アイコン イージス・アショア用迎撃ミサイルまた失敗 1的2外レ SM3ブロック2A 巨額購入決定

日本が、貿易黒字問題から自ら開発もせず、米国から導入を決定している迎撃ミサイルのイージス・アショア、その中核となるミサイルSM3ブロック2A。昨年2月の初実験ではミサイルの迎撃に成功したが、8月の実験では失敗、今年1月再び失敗したと報道されている。

米軍は、日米両国が共同開発中の新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」による迎撃実験をハワイ沖で実施し失敗した。米政府当局者が明らかにした。
当局者によると、SM3ブロック2Aはハワイにある迎撃システム「イージス・アショア」の試験場から発射されたが、航空機から発射されたミサイルに模した標的を撃墜できなかった。同当局者は、失敗の原因は不明で、分析を行っていると述べた。

新型SM3は米防衛機器メーカーのレイセオン<RTN.N>が開発を担当している。
米国防総省ミサイル防衛局の報道官は、ハワイ州カウアイ島の太平洋ミサイル試射場で1月31日午前に迎撃実験が行われたと認めたが、結果についてはコメントしなかった。
米政府は1月上旬に、北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威を踏まえ、同ミサイルの日本への売却を承認している。
以上、

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戦闘機や軍用機から発射された標的ミサイルのスピードは、ロフテッド軌道で鋭角に落ちてくる弾道ミサイルの落下スピードにはまったく適わない。先が思いやられる。まだ日本配備は先だが、こんなシロモノを配備して、迎撃ミサイルとしての抑止力になるとでもいうのだろうか。(米国の迎撃ミサイルの性能は、どれもこれも問題だと指摘する専門家もいる)

日本政府の人たちは、まだ、開発中のミサイルを購入決定するなど、分けがわからぬ皆さんたち。それも日本が開発協力している迎撃ミサイルであるにもかかわらず、当初800億円程度された同システムを1000億円超という高額での購入を決定させている。

こうした迎撃ミサイルは、新たなミサイルが開発されるごとに新型を導入することになり、さらに価格も上昇し続ける。
せめて、日本防衛の中核となる迎撃ミサイルくらい、日本独自で開発すべきではないだろうか。そうすれば、日本に最先端技術が蓄積され、官民でいかようにもその技術が利用・展開できる。

防衛(予算)を1~10まで米との貿易黒字問題の人身御供に、また、ご機嫌取りに使用すべきではないと思うのだが・・・。

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[ 2018年2月 2日 ]

 

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