アイコン 空飛ぶタクシー 飛行実験段階に  キティホークとエアバス

 

 

グーグルの共同創業者、ラリー・ペイジ氏が出資する「空飛ぶタクシー」のプロジェクトが、ニュージーランドで本格始動する見通しとなった。
ペイジ氏が支援する米シリコンバレーの新興企業「キティ・ホーク」は、このほど新型の飛行機「コラ」のビデオを公開しし、ニュージーランドで製作と飛行実験を進める許可を得たと発表した。

同社によると、コラは米SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの自動車型タイムマシン「デロリアン」と、米テレビアニメ「宇宙家族ジェットソン」に登場する空飛ぶ車を合わせたような乗り物になるという。
「ヘリコプターのように離陸してから飛行機に早変わりする」といううたい文句の通り、垂直離着陸ができる。
自動操縦システムを搭載し、時速150キロ以上のスピードで飛ぶ。100パーセント電動で、一度に100キロの距離まで航行できる。
キティ・ホークのニュージーランド拠点を率いるフレッド・リード氏は、同社のウェブサイトに掲載されたビデオの中で「大気汚染なし、排ガスなしで自動的に飛ぶ乗り物をお届けします」と話している。

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同社はコラのほかに「フライヤー」という飛行機も開発中。昨年4月に試作機の飛行実験を行った。こちらは車というより、水上オートバイに翼を付けたような形だ。
空飛ぶタクシーはほかにも、米配車サービス大手ウーバーや欧州航空機大手エアバスが開発を進めている。
ほとんどがコラと同じように小型飛行機のようなデザインで、自動操縦技術や滑走路のいらない垂直離着陸方式が採用されている。

エアバスの空飛ぶタクシー「バハナ」は3月、米オレゴン州で試作機の初飛行にこぎ着けた。2020年には商品化して発売する計画だという。
以上、

三菱重工のMRJは小型旅客機だがまだ飛べない。やはり、国が計画的に国産飛行機の開発をしてこなかったことから基本の技術がないのだろう。
H2Aロケットは三菱重工で製造されているが、技術は国のJAXAの技術、MRJには多くの民間企業(防衛産業)の会社も携わっているが、なかなか飛べないほどの技術しかない。
 そうした中、世の中は変わってしまい、ドローンの時代が到来、飛行機も空飛ぶタクシー時代まで到来しようとしている。

キティ・ホークの「コラ」(左)/エアバスの「バハナ」(右)
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[ 2018年4月 7日 ]

 

 

 

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