アイコン 進行胆道癌の生存期間を有意に延長 GCS療法が標準治療へ

 

 

進行胆道癌に対して、ゲムシタビン/シスプラチン/S-1併用療法(GCS療法)がゲムシタビン/シスプラチン併用療法(GC療法)よりも有効であることが明らかとなった。GCS療法とGC療法を比較したフェーズ3試験KHBO1401-MITSUBAの結果、GCS療法が有意に全生存期間(OS)を延長することが示された。GCS療法が進行胆道癌に対する新たな標準治療となった。10月19日から23日までドイツ・ミュンヘンで開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO2018)で、大阪大学の坂井大介氏によって発表された。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/201810/558328.html

以上報道より参照

胆道癌(たんどうがん)は、胆道系に発生する悪性腫瘍の総称である。

胆嚢
画像:済生会福岡総合病院

 

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胆管を流れる胆汁と、膵臓内の膵管を流れる膵液は、それぞれが別々に十二指腸に流れているが、膵胆管合流異常と呼ばれる先天的な異常があると、それぞれの管が十二指腸へ流れ込むよりも上流で、2つの管が合流してしまう。

すると、本来は胆管に流れ込むことが無い膵液が胆汁と混ざり合い、胆管がんが発生するといわれている。

さらに、胆石、胆のう炎などから癌が発生する場合もあり、胆石がある人は胆石が無い人の10倍ともいわれている。

生存率というと、

手術を受けなかった場合の5年生存率は3.4%。

手術を受けた場合の1年生存率は81.7%、5年生存率は43.3%。

一方、放射線治療と化学療法を受けた場合の5年生存率は14.6%。

(全がん協加盟施設の生存率共同調査 全がん協生存率 より集計)

 

なんにせよ、内臓系に違和感を感じたら即、病院で血液検査かエコー検査を。

 


 

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[ 2018年10月24日 ]

 

 

 

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