家庭用ゲームソフトのカプコン/3月決算 大幅減収大幅増益
同社は、デジタルコンテンツ事業について、目玉タイトルの「モンスターハンター 4G」(Newニンテンドー3DS・ニンテンドー3DS用)がおおむね計画どおり推移したほか、海外をターゲットにした「ウルトラストリートファイター Ⅳ」(プレイステーション 3 、Xbox 360、パソコン用)も根強い人気を反映して底堅い売行きを示した。
また、趣向を凝らした販売(エピソードごとにダウンロード販売を行うほか、配信後は パッケージ版を発売)が持ち味の「バイオハザードリベレーションズ2」(プレイステーション 3・4、Xbox 360・One、パソコン用)も堅調な出足を示した。
さらに、前期にミリオンセラーを達成した「デッドライジング3」(Xbox One、パソコン用)が健闘したことに加え、利幅が大きいリピートタイトルのダウンロード版が着実に販売本数を伸ばしたため、利益を押し上げた。
一方で、「ガイストクラッシャーゴッド」(ニンテンドー3DS用)は、低調に終始した。加え、モバイルコンテンツも「モンスターハンターポータブル2nd G for iOS」など、一部を除いてヒット作には恵まれなかったが、収益構造の再構築が奏功したことにより採算性は向上した。
結果、全体として前述の「モンスターハンター 4」(ニンテンドー3DS用)の反動減を補完するまでには至らなかった。売上高は453億51百万円(前期比▲31.1%減)、営業利益102億8百万円(前期比127.4%増)となった。
ほか、アミューズメント施設事業、アミューズメント機器事業は省略。
以上、
斜陽産業のパチスロ業界へ突き進むなど、時代に逆行しているようだが・・・。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期
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82,065
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12,318
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11,819
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6,723
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13年3月期
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94,075
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10,151
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10,944
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2,973
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14年3月期
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102,200
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10,299
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10,946
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3,444
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15年3月期
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64,277
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10,582
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10,851
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6,616
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15期/14期比
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-37.1%
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2.7%
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-0.9%
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92.1%
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16年3月期予想
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76,000
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12,000
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11,700
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7,700
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16期予/15期比
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18.2%
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13.4%
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7.8%
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16.4%
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