別府温泉の花菱ホテル 耐震化工事に耐えられず身売りへ
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大分県別府市の別府温泉で明治37年から創業する老舗の「花菱ホテル」(別府市北浜2-14-29)を所有する花菱ホールディングスは26日、3月末にも株式譲渡する方針で最終調整していることを明らかにした。ホテルは老朽化のため建て替えを計画しているが、多額の費用が見込まれることから譲渡でホテル事業を継続する意向。ホテルは3月から休館する。
JR別府駅の東約500メートルの別府湾を望む北浜地区にある。2015年の売上高は約8億3千万円、利用者数は約11万人。従業員約70人。
現在の建物(2棟)は築40〜50年以上で老朽化が進行。国の耐震改修促進法に基づく耐震診断では、震度6強以上の地震で倒壊、崩壊する危険性が高いと診断され、建て替えが迫られていた。
花菱ホテル
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花菱ホールディングス株式会社
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住所
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大分県別府市北浜2-14-29
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代表者
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会長:諸石典將
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社長:一宮豊喜
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設立
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明治37年7月
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資本金
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3,000万円
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売上高
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約8億3,000万円、(平成27年期)
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従業員数
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69人(男34人/女35人)
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事業内容
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宿泊業(客室数146室)、飲食業(レストラン、パーティー、ブライダル、各種会議など)
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年間利用者数約11万人
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[ 2017年1月27日 ]
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