アイコン KKKの車両による攻撃、米トランプ「双方に責任」と

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米トランプはユダヤ排斥のヒトラーと同じゲルマン民族。
アメリカで、白人至上主義などを掲げるグループとこれに抗議するグループが衝突し30人余りが死傷した事件について、トランプ大統領は「双方に責任がある」と主張し、白人至上主義を擁護するのかなどと再び批判が高まっている。

この事件は、南部バージニア州で今月12日、白人至上主義のKKK=クー・クラックス・クランや極右思想を掲げるグループと、これに抗議する市民グループが激しく衝突したうえ、ひとしきり納まった衝突の後、市民グループに対し、KKKの車が意図的に市民グループに猛スピードで突っ込み、女性1人が死亡、30人余りがけがをした。

トランプ大統領は当初、白人至上主義などを明確に非難しなかった。人種差別への問題意識が十分ではないなどと反発が広がったことを受けて、2日後に、休暇仲のトランプ自身ではなく、事態を重く見たホワイトハウスが、(トランプの了解を得たものと見られるが)白人至上主義団体のKKK=クー・クラックス・クランなどを名指しして批判した。

しかし、トランプ大統領は15日、記者団に対し、「一方のグループは悪かったが、もう一方のグループも非常に暴力的だった。誰も言いたがらないが、私は言う」と述べ、市民グループについても非難しました。そして「双方に責任がある。間違いない」と主張し、また、炎上させた。

<トランプ批判>
これに対し、野党・民主党の下院トップのペロシ院内総務は声明を出し、「白人至上主義の悪を大目に見ようとしている」と批判しました。さらに与党・共和党からも「白人至上主義の問題を扱うときに相対化して双方を責めるのは間違っている」といった指摘が出るなど、トランプ大統領に対する批判が再び高まっている。

<人権団体も批判>
トランプ大統領の発言を受け、アメリカでは人権団体などから批判の声が上がる一方、白人至上主義者からは称賛や同調の声が上がっている。

このうちアメリカの有力な人権団体「アメリカ自由人権協会」は、ツイッターに「アメリカ人は、人種差別を非難できない大統領よりもいい大統領を持つ資格がある」と投稿した。

また、黒人に対する差別撤廃運動の中心的な役割を果たしてきた「全米黒人地位向上協会」は、ツイッターで「ただごとではなく卑しむべき発言だ」と非難した。

ユダヤ系の人権団体「アンネ・フランク・センター」も声明を出し、「トランプ大統領は、ネオナチの白人至上主義者のシンパだ。これが、彼が人種差別主義者、反ユダヤ主義者である証拠にほかならない」と批判した。(ユダヤ団体が批判したことは非常に重い、トランプの娘婿はユダヤ人、米財閥も石油メジャーもユダヤ人が牛耳っている)

<白人至上主義者側からは賞賛>
一方で事件が起きた当日、現場に赴いた白人至上主義団体のKKK=クー・クラックス・クランの元最高幹部のデービッド・デュークは、「事件の真実を述べて左派のテロリストたちを非難したトランプ大統領の誠実さと勇気に感謝する」とツイッターに投稿し、大統領の発言を称賛した。

また、白人至上主義や極右思想などを掲げ、トランプ大統領とともに支持を広げてきたとされる「オルト・ライト」と呼ばれる運動で指導的な役割を果たしているリチャード・スペンサーは、ツイッターに、事件当日の現場の映像とともに「私たちは平和的に到着した」と投稿し、大統領の発言に同調した。
以上、報道など参照

米トランプ政権には、大統領選の選対本部長で、現在、アメリカ合衆国首席戦略官・大統領上級顧問の極右のバノンがいる。当然、本人の確固たる意思とバノンとの関係から、こうした発言になったものと見られる。
トランプは、いくら敵を増やしても、共和党支持者には黒人もヒスパニックもいるが、トランプを支持している。

批判に慣れっこになったトランプ、批判を受けることをいつも楽しみにしているようだ。現在も共和党支持者の8割が支持しているその強さがバックにある。
卑しくも悲しくも米国民が選んだ大統領だ。
大統領たるもの、も少し静かにできないものだろうか。ガキではあるまいし煩すぎる。

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[ 2017年8月16日 ]

 

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