アイコン 世界初の多施設向け水素発電 神戸に完成 CO2-0発電 大林組社長出席取りやめ

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水素を燃料に発電する試験設備が神戸市のポートアイランド内に完成し、10日披露された。
病院や国際展示場など周辺4施設に、電気と熱を供給する実験を来年2月上旬から3月末まで行う。
 施設は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、約20億円かけて川崎重工業と大林組が建設した。

 工場の自家発電などに使われている既存品のガスタービン発電設備をベースに開発。中核の設備は長さ6.7メートル、奥行き3.1メートル、高さ4.7メートル。
25立方メートルのタンクを備え、満タンなら約6時間発電できる。天然ガスを混ぜても運転でき、稼働中も調整できる。水素は、堺市の工場から液化して専用車で運ぶ。

川重などによると、市街地の複数の施設に電気を供給する水素発電施設は世界初だという。
 水素は燃焼時に二酸化炭素を排出しない。温暖化ガスの削減につながると、国などが活用を促すが、燃料費の高さが課題となっている。(伊沢友之)
 大林組の社長も出席予定であったが、残念ながら、本丸の本社が談合により家宅捜索を受け、社長の出席は取りやめられた。

 

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[ 2017年12月11日 ]

 

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