名古屋栄町の老舗百貨店「丸栄」6月閉店に 元和元年創業から400年
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元和元年創業の名古屋市栄町の老舗百貨店「丸栄」が来年6月にも閉店し、その後、解体工事に入る。
親会社で商社の興和は、その跡地で百貨店ではない商業施設を2020年にも開く計画だが、閉店の時期は定まっていなかった。
興和は、将来的に丸栄周辺の所有ビルも建て替え、一体的に再開発を進める考え。ホテルやマンションを設ける構想もある。
丸栄は創業400年余りで、名古屋の代表的な百貨店の一つ。松坂屋、名古屋三越、名鉄百貨店とともに「4M」と言われ、親しまれてきた。
しかし、近年は競争の激化と婦人服の低迷で業績が悪化。2017年2月期は▲8億円の純損失を計上。
また、丸栄が入るビルは1956年建築、震度6強以上の地震で倒壊の危険性が高いと愛知県などに診断されていた。
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[ 2017年12月14日 ]