コロプラ株価一時ストップ安間近に 特許侵害で任天堂から賠償請求
コロプラはスマートフォン向けアプリゲーム「白猫プロジェクト」において、任天堂から特許侵害の訴訟を東京地裁に提起されたとプレスリリースで発表。
任天堂は同ゲームの差し止めと44億円の損害賠償、遅延損害金を求めているとしている。
同社は1年以上にわたり、特許侵害を侵害していないとの説明したが折り合わなかったとのことだが、弁護士を年末に募集。
誰が一年以上説明していたのかと疑問がもたれている。
任天堂広報はIRをだしていないが一部を公式に回答。
コロプラに対し任天堂が訴えている特許侵害は5件で、そのうちの1つは「タッチパネル上でジョイスティック操作をする際に使用される特許技術」、係争中なため全容を語れるのは裁判終了後か。
以上報道より参照
11日、コロプラの株価は一時ストップ安間近まで値を下げた。
詳しい裁判内容はのちのち明らかになるだろうが、任天堂は著作権ではなく「特許侵害」で訴えている。
ここを勘違いして、ホリエモンを筆頭に何故か任天堂を批判している著名人たちが多いようだ。
もともと、任天堂は特許で稼ぐつもりはなく、防御手段として特許を取得していた。
今回の「タッチパネル上でジョイスティック操作をする際に使用される特許技術」も基本使用しても契約は任意でほぼフリーとなっていたのだが、コロプラ側の問題の特許にそれが含まれていたといわれている。
しかも、数社だがクロスライセンスを交わしたゲーム会社も存在しており、そこで任天堂がコロプラ側に話し合いをもちかけたが、折り合いがつかなかず、提訴されたとみられている。
メディア等でのインタビューでも語っていたが、コロプラは近年、特許で稼ごうと思ったのか、特許出願数が急増していた。